■グランドシートだけじゃないSLマルチシートの使い方

SLマルチシートをグランドシートとして使用

 アライテント「SLマルチシート」は同社のSLドームのグランドシートの布地を利用した多目的シートだ。
大人一人が座って荷物を置くのにちょうどいいサイズ感のグランドシートとして、ソロで使いやすいものを探していた筆者にぴったりだった。薄くしなやかな生地は元がテントのグランドシートだけあって丈夫で濡れにも強い。たためば手のひらサイズになるのも収納場所を選ばず嬉しい。また、四隅にはループが縫い付けられているので風が強い場合に飛んでいかないようペクで固定も可能だ。

四隅に取り付けられたループ

 そして、SLマルチシートはその名前の通り、グランドシートとしての利用だけでなく、アイデア次第でマルチな活躍をしてくれる。薄くしなやかな生地は軽く身にまとっても苦にならない。そのため固定のための紐があればレインスカート、ザックカバーとしても使えるのだ。

前述のツユハラヒとほぼ同サイズ。着用にも紐が別途必要だが、レインスカートとしても使える

 さらに濡れや汚れに強い大判の風呂敷のようにも筆者は活用している。下山後の街はローカットシューズで軽快に歩きたい筆者にとって、脱いだ後の汚れた登山靴の収納は大きな悩みだったが、SLマルチシートであれば登山靴を余裕をもって包めるのだ。泥で汚れていても大きなサイズを活かして厳重に包めば、他の荷物が汚れないようにできる。

 このように普通の風呂敷では濡れ・汚れが気になる。レインスカートではサイズが足りない。そんな時にSLマルチシートが風呂敷として活躍する。グランドシートとして常用し、いざという時には大判の風呂敷として。

 シンプルだからこそ応用が利くSLマルチシートは今や筆者のなくてはならないアウトドアアイテムとなっている。

レインジャケットとレインパンツを包んだSLマルチシート。スリットもないため包みやすい

■アイデア次第で用途が広がる3種のシート

左から風呂敷、SLマルチシート、ツユハラヒ

 今回紹介した風呂敷、レインスカート、SLマルチシートはシンプルなシートタイプのアイテムだ。そのシンプルさは使い方次第でマルチに活躍するフレキシブルさにも繋がっている。

 派手な活躍はないが、ハイキングのちょっとした不便さやトラブルをふわりと包み込んで解決するシート。 次回のハイキングではバックパックの隙間に忍ばせてみてはいかがだろうか。