小さな収納ボックスとして、アウトドアファンから支持を集める100円ショップ Seria(以下セリア)の「バックルBOX(ボックス)」。アウトドア関連のギアを入れる収納ボックスを小さくしたデザインで、キャンパーの間でもユーザーは非常に多い。

 しかしその一方で、そもそもそんな小さなボックスの中にみんなは何を入れているのか、気になっている人もいるのではないだろうか。今回はキャンプ歴4年の筆者が、このコンパクトなバックルBOXに実際に入れているギアを紹介する。

■セリアの商品「バックルBOX」

上からネイビー(店内在庫のみ)・ベージュ・カーキ

 2019年9月の発売から注目を集め大人気になったコンテナボックスをミニチュア化したかのような収納ボックスであるセリアのバックルBOXは、商品全体にシボ加工を施したアウトドアテイストのデザインと、自然とマッチするカラーがおしゃれなアイテムだ。

 コンパクトながら収納力は見た目以上に高く、キャンプで使用する小物入れに適している。アウトドアにマッチするデザインがかわいいと、普段使いする人も多い。

重ねておけると、見た目もすっきり

 サイズは、縦約11.7×横17.6×高さ11.5(cm)。スタッキングでの重ね置きができ、持ち運びも便利。また使わない時は重ねてコンパクトになる点も気に入っている。ポリプロピレン素材なので、水洗いで汚れをきれいに落とすことができる。

■バックルBOXに “こんなもの入れてます” 10選

 ここからは、実際にどのようなギアを入れられるのかを紹介。キャンパーなら必ず使っているアイテムもあるので、確認してみてほしい。

●小型の照明器具

定位置をつくっておくと、なくす心配が少ない

 細々した小さなギアを入れるのに最適なバックルBOXは、小型の照明を入れるのにぴったり。人気のGOAL ZEROの「ライトハウスマイクロ」や、ヘッドライトなどをまとめて入れられる。また、べアボーンズの「ビーコンライトLED」もシンデレラフィットするようだ。そのほか各社小型ライトもフィットするものがあると思うので、手持ちのものを試してもらいたい。

●インスタントコーヒー 

砂糖やミルクを一緒に入れておくと、すぐにカフェタイムが楽しめる

 ドリップタイプのインスタントコーヒーがシンデレラフィット!  パッケージがボックス本体からはみ出るが、蓋が深いので、すっぽり被せればぴったりに閉まる。ほかにも、個包装された粉末のスープなどもきれいに収まるので、スープ専用ボックスとしても利用可能だ。ただし火の取り扱い時は、ボックスをそばに置かないように注意してほしい。

●ロープ類

ごちゃごちゃにならないように、まとめておくと使いやすい

 テントやタープ、ハンモックや洗濯干しなど、さまざまなシーンで使えるロープは、使わなくても予備として持っていることも多い。バックルBOXに入れておくと、どこに置いたか忘れてしまうのを防げる。

●布巾

使わなくなったタオルなどを、切って入れておいてもよい

 布巾は、筆者がキャンプでよく使うアイテム。手やテーブルが汚れた時に、サッとふけるので便利。ボックスごとテーブルに置いておけば、ボックステッシュ感覚で必要なときにすぐ取れる。

●電池

すっきり整理整頓できる

 登場するシーンは少ないが、予備の電池を入れておくのにもおすすめ。スタッキングしておけば、取りやすく一目でストックが確認できる。またケースがしっかりしているので、多少重いものを入れても平気なのもうれしい。

●調味料

キッチン横に置いておくと便利

 キャンプ場では、調味料ケースとして利用しているユーザーをよく見かける。小さめの調味料を入れることができ、コンパクトなスパイス容器に入れ替えて、統一感を出している人もいる。

 筆者は調味料をそれほどたくさん持っていかないため、個包装された鰹節、袋入りのケチャップやマヨネーズなども一緒に入れて持っていく。テーブルの真ん中にセットしておけば、食事のときにもすぐに使えるので大変便利だ。