暖かい秋を越え、ようやく雪の便りが聞こえ始めた。

 今年もホームゲレンデとしている馴染みのスキー場で滑り倒そうか、いや少し趣向を変えて新しいエリアへ遠征してみようか、なかなか好天を当てられずにいるあの斜面へリベンジしに行こうか…… あれこれ思いを巡らせて、すでにあたまの中は「真っ白!」というスキーヤーも多いことだろう。

 40年以上にわたり刊行を続けるスキー誌『BRAVOSKI(ブラボースキー)』が、本格的なスノーシーズン突入を前に、今年も発売された。

■約55pのギア大特集! 「’24 POWDER GEAR GUIDE」

チャンスを捉える準備はできているか?「’24 POWDER GEAR GUIDE」(BRAVOSKI 2024 vol.1)

 パウダーを滑ることに“全振り”された本号『BRAVOSKI 2024 vol.1』は、約55pに及ぶ特集「’24 POWDER GEAR GUIDE」を大展開。スキー板やブーツ、ビンディングから始まりポール、バックパック、グローブはもちろん、バラクラバなどのアクセサリー類、ビーコンやショベルなどバックカントリーの必携アイテムまでがズラリと並ぶ。

フィッテイングの基本を確認することはもちろん、トレンドを知ることもできる「’24 POWDER GEAR GUIDE」(BRAVOSKI 2024 vol.1)
スタイルに特化するかバランスを取るか、メーカーごとの傾向を把握することも大切「’24 POWDER GEAR GUIDE」(BRAVOSKI 2024 vol.1)

 圧倒的なアイテム数が掲載されているので眺めているだけでも楽しいが、おすすめの滑りのスタイルや記載スペック、選ぶ際のアドバイスを参考にすれば、自分のイメージするギアにたどり着くだろう。インタールード的に掲載される、達人たちのレイヤリングも見逃せない。

バックカントリーには欠かせないバックパックは、実用性を兼ね備えたデザインで選びたい「’24 POWDER GEAR GUIDE」(BRAVOSKI 2024 vol.1)

 最新の技術が盛り込まれたギアを手にすることで、これからパウダーを滑ってみたい人はチャレンジしやすく、熟練者にとっては細かなアップデートがランクアップのきっかけになる。

 いずれにせよ最大のメリットは、滑るモチベーションを高めてくれることだ。レベルを問わず、マンネリを打破し、新しい滑りの世界を広げてくれることとなるだろう。

■「パウダーゲレンデガイド」おすすめのパウダースポット11選

 新雪の上をフワフワと浮くような感覚で滑れるパウダーにめぐり合うには、時間やエリア、気温などのさまざまな気象条件が揃う必要がある。大陸からの冷たい空気が日本海の水蒸気をたくさん含み、頻繁に降雪となる日本は、世界からも注目を集めるパウダー天国。最高のコンディションで「本当にいい日」を意味する「THE DAY」を求めるのは、全スキーヤー共通だ。そんな1日に巡り合うため、おすすめのスキー場をピックアップしている。

ゲレンデの全体像とコースごとの特徴、アクセスなどが一目でわかる「パウダーゲレンデガイド」(BRAVOSKI 2024 vol.1)

 ギアが進化し圧倒的に滑りやすくなったパウダー。手に取って眺めているだけでも、気分を上げてくれる1冊『BRAVOSKI 2024 vol.1』は全国書店、オンライン書店にて好評発売中だ。

『BRAVOSKI 2024 vol.1』
双葉社スーパームック『BRAVOSKI 2024 vol.1』

全国書店、オンライン書店にて好評発売中!