コロナ禍も落ち着き、最近は旅行を楽しんでいる人も多いのではないだろうか。

 秋といえば、やはり見たいのが紅葉だと思う。日本各地に紅葉スポットがあるが、その中でも、京都は“THE日本”と言える場所で、多くの外国人も訪れる。テレビなどでは毎年のように京都の紅葉が注目されるが、その映像には混雑した京都をイメージする人も多いだろう。

 今回は今からでも紅葉の京都を楽しめるプランを紹介していきたい。ぜひ、修学旅行以来、京都へ訪れたことがない人も1200年の都「京都」に魅了されてほしい。

コロナ禍も落ち着き、今年の夏も多くの観光客が来ていた京都中心部

■今年の見頃はいつなのか?  11月末からは比較的空いている京都の紅葉

昨年の11月末の平日に京都を訪れた際は予想以上に観光客がいなかった

 基本的に紅葉は見頃になり、1週間程度が美しいと言われているが、京都市中心部が山に囲まれた盆地となっているため、訪れる場所により紅葉の時期が微妙にずれる。そのため、比叡山の11月初めから紅葉が始まり、京都市中心部では11月20日前後が一番美しいとされている。

 今年の京都の紅葉予測では、比叡山などの山間部では11月初旬、京都市中心部で11月20日過ぎ、遅めの箇所で12月初旬に見頃を迎える。今夏は暑かったことから例年より紅葉の見ごろは遅くなるとも言われているが、平地では例年並みとの予報も。

一昨年は12月5日頃に京都を訪れたが、東山では予想以上に紅葉が残っていた
京都御所も12月に訪れたが、紅葉を楽しめた

 しかし、京都では11月末を過ぎても紅葉が残っている箇所もある。11月末や12月初旬の平日は比較的空いているので、ゆったりと京都観光をすることも可能だ。

■京都観光で混雑を避ける回避術は、鉄道と徒歩!

日中の京都市内は渋滞がひどく、地下鉄を主に利用した方が便利だ

 京都市中心部は観光客も多く、移動だけで時間がかかってしまうことが多い。特に日中の路線バスは混雑で停車時間が長く、渋滞もひどいので、余裕を持って行動をすることをおすすめする。

徒歩で移動することで、何気ない京都らしい風景にも出会える

 移動の際は路線バスより地下鉄や鉄道の利用、駅からは徒歩での移動を推奨する。少し駅から歩くケースも多いが、時間も見込めて徒歩での散策は、京都の街並みを楽しむのには最適だ。