夫婦やカップルでキャンプデートをしてみたい、と憧れを抱いている方は多いのではないだろうか。普段とは違う開放的なキャンプ場で、焚き火を見つめながら寄り添う…… まさに理想的なデートだろう。

 しかし、「カップルがキャンプに行くと別れる」や「破局の原因になる」という話を一度は聞いたことがあるのでは? 2人で楽しむはずのキャンプが、別れの原因になるのはなんとしても避けたいところだ。

 今回は、キャンプデートを成功させるために欠かせない、カップルキャンプで注意すべき「険悪ポイント」を、アウトドア女子の目線と実体験を含めて解説していく。

■キャンプ前のコミュ二ケーション

 キャンプでは、誰しも譲れないポイントがあるのではないだろうか。

 例えば、アウトドア女子でもある筆者の場合、「綺麗に管理されているトイレ」があるキャンプ場が理想的だ。ほかにも「お風呂に入れないのは嫌」という女性の場合は、近くに温泉のあるキャンプ場を選ぶ方も多いはず。

 男性の場合は「釣りができる」「車で2時間以内のキャンプ場」など、それぞれのこだわりポイントは欠かせないものだろう。

 いくら仲のいいカップルでも、イメージとかけ離れたキャンプ場に着いたら、「思ってたのと違う!」と不満の原因になることも……。そのため、キャンプデートでは予約前にお互いの希望を話し合い、事前のコミュケーションをとるのがポイントだ。

■意外な険悪ポイント

気をつけるべき険悪ポイント

 キャンプデートの破局は、「グダグダなテント設置」「作業が思うようにいかず、お互い不機嫌になる」など、キャンプ場で起こることが原因となるイメージがある。

 しかし、意外と険悪になるのが、キャンプ場に向かう途中。とくに連休中だと、渋滞がひどくなる。そんな中、チェックイン時間が過ぎたり、道を間違えたりすると最悪だ。カップルに限った話ではなく、家族や友人同士でも起こりえるだろう。

 家族や友人ならまだしも、キャンプ前にパートナーと険悪ムードになるのは絶対避けたいところ! スムーズなキャンプデートを楽しむためにも、予め渋滞を予測して早朝に出たり、好きな音楽や食べ物を準備しておくのがおすすめだ。食べ物を全てトランクに載せてしまい、空腹のなか渋滞で険悪ムードになった筆者からのアドバイスだ。