冬キャンプの楽しみはたくさんあるが、焚き火は最高の醍醐味。

 暖をとり調理ができ、焚き火の火を育てる楽しさがわかってきたキャンパーであれば、少しづつ焚き火ギアにもこだわっていきたいと思うはず。そこで、筆者も愛用する機能的で、購入しやすいお手頃価格の焚き火ギアを紹介する。

焚き火は冬キャンプの醍醐味のひとつ(撮影:沖野隆)

■焚き火ギアその1 TEOGONIA(テオゴニア)Fireplace Tongs

太めの薪も挟んでも滑り落ちることがない、TEOGONIA Fireplace Tongs(撮影:沖野隆)

 太く重い薪を挟んでも、はさみの先端の面積が広いためはさみの先がずれることなく、がっちりとホールドできる薪バサミ。

 冬キャンプとなると、薪を使う量も増えてくる。長時間燃焼させるためにも、太い薪を、火ばさみなどで無理に挟み、焚き火の上に落とし、火の粉をまき散らしてしまった経験もあるはず。ガンガン薪を燃やしたい方におすすめだ。

価格/2900円(税込)
素材/スチール、ブラックウォールナット
重量/390g

■焚き火ギアその2 ZEN Camps 焚き火専用シート

使い込んでも毛羽立ってこない、Zen Camps 焚き火専用シート(撮影:沖野隆)

 特殊なシリコン加工により、使い込んでも毛羽立ってこない焚き火シート。使い込んでくると、焚き火シートに織り込まれているガラス繊維特有の毛羽立ちから、持つと嫌な感じがして、地味に痛いチクチク感が出てくる。20回程度使用しているが、今だにチクチク感はない。

 シリコン加工が施されているため、さっとであれば水洗いができるのもうれしいポイントだ。

価格/3080円(税込)〜
サイズ/50cm×50cm、95cm×60cm、95cm×95cm