箱根駅伝、箱根温泉、芦ノ湖など、多くの名所や観光スポットがある箱根。意外と知られていないのが、箱根周辺には通称「ガイリーン」と呼ばれる外輪山を歩く約50kmのトレッキングコースがあるということ。都心からのアクセスも良く、箱根周辺は雪があまり降らないため、冬の時期も歩くことができる。冬の澄んだ空気の時は、富士山の絶景を拝みながら自然を満喫することができるコースだ。

■箱根外輪山(ガイリーン)の見どころ・良いところ5つの魅力

●富士山を見ながらのトレッキングを楽しめる

 箱根は富士箱根伊豆国立公園に指定されており、富士山との距離が近いため、要所で巨大な富士の山容を見ることができる。特に冬場は気温が低く、空気が澄んでおり、きれいな富士山を望める日を狙って歩くことをおすすめする。

富士山を望みながらのトレッキング(撮影:ブラボーマウンテン編集部)
芦ノ湖を見ながら周回するコースとなる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

●金時山で富士山、芦ノ湖の景色を堪能しながら山小屋での補給を楽しめる

 金時山は標高1,212mの山で箱根外輪山の中で最も標高が高く、日本三百名山にも選ばれている。金太郎伝説ゆかりの地でもあり、山頂には山小屋もある。名物「なめこ汁」は寒い時期には身体にしみる温かい一品だ。

金時山山頂。金太郎伝説もあり、山頂標柱が斧になっている(撮影:ブラボーマウンテン編集部)