秋キャンプは夏と比べて虫が少なく、空気が澄んで景色もきれいで過ごしやすい。だが、夕方から夜にかけて冷え込み、場所によっては10度以上も気温が下がることがある。

 今回はキャンプ場で急な冷え込みに対応できるように、知っておきたい(準備しておきたい)防寒対策を5つ紹介しよう。

■1. インナーマットやコットで地面からの冷気を防ぐ

コット+インフレーターマットでしっかり防寒(撮影:田芝也友)

 就寝時、気温が比較的暖かくても地面からの冷気で体が冷えてしまうことがある。グランドシートやインナーマットを敷くことで防寒対策が可能。コットを使用して地面から離れ、さらにインフレーターマットを敷くことで、背中からの冷気をシャットアウトできる。

 座敷スタイルで長時間テント内で過ごす場合、アルミロールマットやホットカーペット(要電源)敷くと快適に過ごせる。

■2. 使い捨てカイロや湯たんぽを使う

貼るカイロと貼らないカイロを用途別で活用しよう(撮影:田芝也友)

 少し肌寒いなと思ったときに便利なのが使い捨てカイロや湯たんぽだ。夜から朝方にかけて冷え込みがピークになり、寒さのあまり目が覚めてしまうことがある。

 サッと取り出して使える使い捨てカイロを衣類やシュラフに貼り付けたり、温かいお湯を入れた湯たんぽを使えば、体がポカポカになってぐっすり眠ることができる。