近年釣り人から注目を集めている100円均一ショップの釣具。100円均一ショップでは、ルアーや小物だけでなく、なんとロッドまで販売されている。なかでもルアーの人気が非常に高く、アイテムによっては品薄になるほどだ。
そんな100円均一ショップのラインナップには、専用タックルを使わずに手軽に始められるロックフィッシュ狙いの釣り、ライトロックフィッシュに最適なルアーがある。それがダイソーの「ピンテールワーム」と「ジグヘッド」だ。
今回はコスパ最強で大人気の「ピンテールワーム」と「ジグヘッド」を使用して、ライトロックフィッシュゲームに挑戦した。本命のカサゴをキャッチできたので、その様子をお届けする。
■「ピンテールワーム」と「ジグヘッド」の特徴
今回使用したのはダイソーで販売されている「ピンテールワーム」と「ジグヘッド」だ。いずれも軽量なルアーを使用してターゲットを狙うライトゲーム用として販売されている。
ピンテールワームは2.16インチ（約5.5センチ）で、メバルやアジ、カサゴ狙いに最適なサイズだ。カラーはグローとケイムラクリアが1パックに5本ずつ入っている。ワームのボディは非常にしなやかで、魚が食い込みやすそうな印象だ。
ジグヘッドは1グラムと1.5グラムを用意した。ジグヘッドの形状は最も汎用性が高いとされているラウンドヘッド。ラウンドヘッドは引き抵抗が大きく、軽量でもロッドを通して存在感がわかりやすい利点がある。また、フックは作りがしっかりとしていて、針がかりが良さそうな印象。低価格でも作り込まれていて、釣果に期待できそうだ。
■実釣レポート
今回は水深が2〜5mほどあり、岩が点在している港湾部のポイントを訪れた。このポイントではメバルやカサゴ、キジハタが狙える。ライトゲーム用のタックルを使用し、ルアーをキャストして中層から底付近をタダ巻きで探ってみる。すると、開始直後に本命のカサゴをキャッチ。
この日はカサゴの活性が高いと感じ、カサゴから反応を得られやすい底を中心に探ることに。ジグヘッドを底まで沈めて、ロッドを立ててルアーを底から離し、また底まで沈める操作を試してみる。この釣り方が功を奏したのか、3投連続でカサゴをキャッチできた。小型のカサゴもキャッチしたが、ワームがしなやかだからか、しっかりと食い込んでいる印象だ。
その後も底付近を丁寧に探ると、立て続けにカサゴがヒット。1時間ほどの釣行で大小含めて10匹のカサゴをキャッチして納竿とした。
