熊本市内から水俣へ向かう途中にある熊本県津奈木町。人口4000人ほどの小さな町なのだが、そこにモノレールで行く趣深い温泉があるのをご存じだろうか?

 今回はそんなワクワクが止まらない「つなぎ温泉 四季彩」について紹介したい。

■モノレールで行く絶景の露天風呂とは?

タイミングが合えば九州新幹線が走る姿も見られる展望露天風呂(提供:つなぎ温泉 四季彩)
館内からモノレールのりばへの案内板

 つなぎ温泉 四季彩には、浴場棟、展望露天風呂、家族風呂と3種類の温泉がある。今回紹介する展望露天風呂は、専用のモノレールで施設まで上っていく。目の前に広がるのは海、山などの自然だけではなく、タイミングがあえば九州新幹線の走る姿も見ることができる。夕方であれば、海へと沈む夕日を眺めながら温泉に浸かれるのも魅力だ。

 展望露天風呂は男女に分かれていて、簡易的な脱衣所が付いている。洗い場はないので、身体を流したい方は先に浴場棟に行こう。

施設入口に設置されている案内表。料金は中の券売機で支払う

 なお、浴場棟と展望露天風呂は入館料400円で両方入ることができ、展望露天風呂を利用する際に別途モノレール代として往復100円がかかる。モノレール代は乗るたびに必要だが、浴場棟だけであれば入館料で休憩と入浴を繰り返せるのが嬉しい。