春と言えば、桜。毎年4月は、花見のできる桜の名所や花見スポットを探している方も多いのではないだろうか。そこで今回は、福岡県在住の筆者が、世界にたった1つだけの天然記念物「白野江のサトザクラ」が楽しめる桜の名所・白野江植物公園を紹介する。

■北九州市立白野江植物公園

白野江植物公園内は一面が桜でいっぱいに(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 「北九州市立白野江植物公園」は1952年頃、実業家の別邸として拓かれ、民間の植物園「四季の丘」として開園。その後、1993年に北九州市が当園を買収。3年間の改修工事を経て、1996年4月「北九州市立白野江植物公園」として公開された。

 現在まで長きに渡り市民に愛され、大切に収集・育成されてきた約60品種800本の桜は、九州圏下でも有数のコレクションを誇っている。

北九州市立白野江植物公園 園内マップ(写真提供:白野江植物公園 公式サイト)