長野県の北部、ウィンタースポーツで大人気のリゾート地・白馬エリア「HAKUBA VALLEY」。「栂池高原スキー場」の上部は「中部山岳国立公園」となる。広大な栂池自然園、その奥には白馬三山や小蓮華山、白馬乗鞍岳などの北アルプス北部の山々が連なる。標高は約1,800m以上で豊富な積雪量を誇り、例年GWを過ぎても雪に閉ざされている。

 その白銀の世界へ手軽にアクセスできる“栂池ロープウェイ”が、2022年3月12日(土)より早春運行開始すると発表された。3月中は、週末だけでなく毎日運行予定だという。

 夏は木道や登山道があるエリアだが、全てはまだ雪の下。雪化粧した森と雪上に残るアニマルトラック(動物の足跡)の観察も楽しめる。スノーシューバックカントリースキー、雪山登山など、冬のアクティビティを楽しむためのベースとしてうまく利用したい。

【運行予定日】

3月12日〜3月31日 毎日

4月1日〜4月30日 金・土・日のみ

5月1日〜5月8日 毎日

【ロープウェイ料金】

大人:往復1,390円 片道760円

小児:往復700円 片道380円

※ 栂池高原スキー場のゴンドラを下車、シラビソの森を歩くこと約5分でロープウェイの乗り場である栂大門駅へ。スキー場共通リフト券では乗車不可。別途乗車券が必要。

栂池高原スキー場:https://www.tsugaike.gr.jp

※ 中部山岳国立公園。ライチョウやカモシカなどが生息し、雪の下には貴重な高山植物も春を待っている。トイレはロープウェイ駅で済ませ、ゴミは残さないように心がけたい。当然登山道も雪に埋もれている。道迷いや雪崩のリスクも当然ある。軽い散策のつもりで現在地がわからなくなり救助を求める事例もあるので、安易に奥まで入らないように……。