スキー場は北海道、東北、信州など、東日本にしかないと思っている人は意外と多いのではないだろうか。しかし大阪、神戸、京都など、関西の中心部からでもアクセスしやすいスキー場はたくさん存在する。

 本記事では、週末関西のスキー場に通い詰めてきた京都出身の筆者が、関西近郊スキー場ならではのメリットやデメリットを解説。さらにおすすめの関西スキー場5か所と、それぞれの特色を紹介する。

■メリット 日帰り可能で、リフト料金が安い!

 関西近郊スキー場のメリットは、なんといってもその手軽さ。せっかくスキー・スノボをするなら、信州など雪国に行って楽しみたい!  というニーズは多いかもしれない。しかし、関西から信州のスキー場に行くとなると、移動に6〜8時間ほどかかるため宿泊が必須となる。遠方への移動は金銭的な負担はもちろん、肉体的にも精神的にも疲れるもの。行き帰りでクタクタになり、肝心のスキー・スノボを楽しめなくなっては本末転倒だ。

 関西近郊スキー場は主に滋賀県や兵庫県北部、福井県に集中しており、大阪や神戸、京都から1〜3時間あればアクセス可能。車はもちろん、電車やバスで行けるスキー場も多い。日帰りも可能で、まとまった休みが取れなくても大丈夫。毎週末でも通うことができるので、スキー・スノボにハマってしまっても安心だ。

 また、比較的規模が小さい関西近郊のスキー場は、リフト券料金を3000〜4000円台と安く設定されていることが多い。子どもや初心者をはじめ、限られたエリア・コースしか利用しない人にとっては、よりお得かもしれない。