■突然始まるギア談義も楽しみたい

ギアを買うだけが、このイベントの楽しみ方ではありません

 もうひとつ、このイベントでぜひ楽しみたいのが、出店者との会話です。

 たとえば気になるバックパックを見つけたとして、

 「これ、実際にどこで使っていたんですか?」

 と聞いてみる。

 すると、「この山で使ってね……」と、そのギアが歩いてきたフィールドの話が始まる。

 あるいはテントを手に取って、

 「これ、今のモデルと何が違うんですか?」

 と聞けば、カタログには載っていない使用感や、昔のギア事情を教えてもらえるかもしれません。

 出店者は、普段からギアを売ったり、作ったり、試したりしている人たち。なかには何年も、何十年もアウトドアギアを見続けてきた人もいます。

 だからこそ、ここではギアそのものだけでなく、ギアにまつわる話まで買える。

 それがギアループマーケットの面白さです。

■ギア好きなら「朝イチ」か、それとも「最後」か

並べ切れなかったものが、午後になってから出てくることもある

 フリーマーケットという性格上、一期一会のアイテムも少なくありません。

 「絶対に欲しい」というものを狙うなら、やっぱり開場直後が有力。特に今年は出店者数も過去最大なので、朝からじっくり掘る価値がありそうです。

 一方で、あえて午後を狙うという楽しみ方も。終了時間が近づけば、出店者との価格交渉ができる可能性もあります。

 朝イチで“宝探し”をするもよし。午後からのんびり会場を巡って、出店者とギア談義をするもよし。どちらにしても、財布の紐を少し緩めて行ったほうがよさそうです。

■開催日は10月24日、25日の2日間

掲載されている出店者名はごく一部。これだけでも十分豪華なことがわかるでしょう?

 今年の開催日は10月24日(土)、25日(日) の2日間。どちらか1日限定の出店者も多いので、両日足を運ぶのもよいでしょう。

 とはいえ、このイベントの醍醐味は、目的のものだけを探しに行くことではないのかもしれません。知らなかったブランド。昔の名品。そして、ギアについて語り出したら止まらない人。

 そんな予想外の出会いが、あなたの次の山道具選びを変えてしまうことだってあるでしょう。

 今年で16年目を迎える名物イベント。ギア好きなら、ぜひ代々木公園へ足を運んでみては。