山形県を拠点にロングトレイルの整備と普及に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)「YLTクラブ」が「白鷹丘陵トレイル キックオフイベント2026」を2026年5月23日(土)・24日(日)の2日間にわたって開催します。

 昨年に続く開催で、会場は白鷹丘陵トレイルおよび「山形市少年自然の家キャンプ場」です。ハイキング・展示ブース・キャンプ交流会など色々なプログラムが予定されています。

■自然と歴史が交差する、32kmのルート

 白鷹丘陵トレイルは白鷹山(しらたかやま・標高994m)を最高峰に、東黒森山(標高766m)や西黒森山(標高847m)をつなぐ一周約32kmのトレイルです。山形市の西側に位置する「山形県民の森」の中にあり、一帯は釣りや里山散策から登山まで、アウトドアアクティビティを楽しめる豊かな自然が広がっています。春には雪椿や水芭蕉が咲き誇り、ワサビや蕎麦の産地としても知られています。

 イベントの中心となる山形市少年自然の家キャンプ場までは、市内から車で約40分と、アクセスも良好です。

 また、日本史の転換点となる「関ヶ原の戦い」と同年の1600年には、「北の関ヶ原」とも称される「長谷堂の戦い」があった地と伝えられています。徳川家康方の最上義光と石田三成方である上杉景勝の家臣・直江兼続が、関ヶ原の戦況にも大きく影響されながら、激戦を繰り広げたといわれています。

 ルート上にある畑谷城址や富神山では、戦国時代のゆかりを感じることができます。

歩いて回るからこそ分かる、山頂にも麓にもある山の魅力

 トレイルウォーキングの楽しみ方のひとつは、身近にある豊かな自然と、地域に残る歴史や文化に触れながらゆっくり歩くことです。里山や海岸線など日本の各地でトレイルの整備や構築が進んでいますが、白鷹丘陵トレイルもそんな魅力にあふれた場所といえそうです。

 YLTクラブは、地域の自然・歴史・文化を次世代へ引き継ぐことを目的に、2023年にこのトレイルを開設しました。イベント期間中の2日間では、周知を目的に幅広くプランが用意されています。今年はより手軽に参加できる「手ぶらで参加ファミリーパック」もキャンププランに追加されました。以下に紹介します。

■レベルに応じて選べる3つのハイキングコース

 イベントでは、参加者のレベルに応じて選べる3つのハイキングコースが設けられます。

●半日ハイク(23日のみ/定員10名):特別な装備不要で参加できる初心者向けコース。3〜4時間でトレイルの雰囲気を体感。参加費は1名2,000円(高校生以下は1,000円)となっています。

●1DAYハイク(24日のみ/定員10名):白鷹丘陵トレイルをめぐる5〜6時間の中級コース。参加費は1名4,000円(高校生以下は2,000円)となっています。

●スルーハイク(23〜24日の2日間/定員5名):2日間かけてトレイル全コースを踏破する上級者向けコース。参加費は1名20,000円で、完走者にはイベント開催時限定の踏破書とキーホルダーが贈られます。

 いずれのコースも受付は7:50〜、出発式は8:00〜、ハイキングスタートは8:10〜を予定しています。昼食は各自で持参する必要があります。

アウトドア用品の展示や各種体験コーナーも