ハードディスクの中身を整理していたら、2004年に撮った懐かしい写真が出てきた。冷蔵庫の上に15缶の缶詰が載っている写真で、当時はそれだけの数が集まったことが嬉しく、わざわざ記録したのだ。今にして思えば、じつにささやかな数であります。

 それから20年が経った現在、私の缶詰ストック数は4,200缶まで増えた(当時の約300倍)。観賞用ではないので毎日せっせと消費しており、平均すると1日に3缶(3種類)以上は食べている。

 そんな普段の缶活(缶詰活動の意)をアウトドアでもやってみようと出かけた今回のテント泊山行では、3食すべてに缶詰を使うことにした。各メニューはごく簡素にし、凝ったものでもホットサンドくらい。そのかわり、夜はゴージャスに。おつまみと主食のほか、食後のフルーツまで揃え、1泊2日で使った缶詰は合計6缶にも及んだ。

 果たしてどんな饗宴となったのか、ご覧あれ!

■缶詰のほかに刻みネギなどを用意

今回のラインナップ。左端上はおかゆの缶詰

 今回、1泊の山登り用に用意したラインナップ6缶をざっと紹介しよう。

 

<朝食用>

・こまちがゆ(おかゆの缶詰)/こまち食品工業

・やきとり柚子こしょう味/ホテイフーズコーポレーション

<昼食用>

・おいしい缶詰 国産真いわしと野菜のトマト煮/明治屋

<夕食用>

・黒豚の白ワイン煮込み/AKRフードカンパニー

・たこ飯/木の屋石巻水産

・イエローピーチ すっきりとした甘さ ピーチ果汁入り / 明治屋

 なお、缶詰のほかに野菜類、シュレッドチーズ、食パン、バター、ワインも用意した。