雨の日のキャンプは風情があり、テントでおこもりキャンプが楽しめるが、設営、撤収はやはり苦労する。今回は、筆者が雨対策で購入したワークマンの「レディース撥水ライトマウンテンパーカーレイン」のメリットを紹介したい。

■多岐にわたる値段以上の機能性

フードをかぶると雨の侵入も防げる

●その1 圧倒的な防水性能

 雨は嫌いだったはずなのにキャンプに夢中になり、少々の雨予報でも出かけるようになった筆者。設営時に羽織れるレインウェアを探していた時にみつけたのが「レディース撥水ライトマウンテンパーカーレイン」。

 とにかく濡れたくなかった筆者は、生地に水がしみ込む具合の目安となる「耐水圧」の数値の高いレインウエアを探していた。耐水圧10,000mmであれば大雨に耐えられるといった一般的な情報を元に、このレインウェアを選んだ。

 約2年着用したが、数値の通りほぼ雨に濡れることはなく、満足のいく商品である。生地もやわらかく着心地もよい。薄手で窮屈さがないところも気に入っている。

 裏地の防水フィルムのおかげで抜群の防水性を誇るが、通気性はよくないため、かなり蒸れるのが難点。汗をかくと肌にぴったりくっつき、この裏地が苦手な人もいるようだ。時期によっては、適度にファスナーを開閉して蒸れ具合を調整するのがおすすめだ。ただし、時々ファスナーが外しづらい時があるので、今後改良されることを期待したい。

●その2 汚れがつきにくい耐久撥水機能

 雨対策ということで、防水性重視で選んだ商品だったが、その他の機能もすばらしい。雨で濡れたレインウェアの収納は大変なのだが、汚れが落としやすい加工がしてあり、耐久撥水性も高い。この機能のお陰で、雨の中の作業がやりやすい。ペグを抜いたり、テントを畳んだりと、設営、撤収時は、しゃがんで作業することが多く、泥はねが気になるのだが、あとのことを気にせず作業ができる。