車中泊やテント泊で一夜を明かしたときに気になるのが、主に汗が原因となる体の臭い。お風呂に入るなどできればいいが、そういった設備がない場所で一夜を過ごすと、翌朝は汗の臭いが非常に気になる。できることなら撤収するまでの間に、臭いをなんとかしたいところだ。そこで汗の臭いの代表的な対策方法を紹介しよう。

■制汗デオドラント

アウトドアのシーンでは塗るタイプがおすすめ(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 アウトドアのシーンに限らず、夏場によく使われるのが制汗デオドラント関連の商品だ。ふと思い立った時にコンビニでも購入できるほど普及している。

 代表的なものはスプレータイプの商品だが、こちらは高圧ガスを使用した商品であるため、火気の近くで使用することはできない。また、密閉された空間の中でも使用を控えたい。車中泊やテント泊との相性はよくない。

万が一に備えるため、スプレータイプはキャンプや車中泊では避けておきたい(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 制汗・デオドラント商品をテント泊や車中泊のシーンで使うなら、スティックタイプかロールオンタイプの製品をおすすめする。どちらも塗るような感覚で使えるため、手軽に汗対策ができる。香りの種類についてもいろいろと選べるので、自分好みの香りのものを選んでみよう。

 選ぶポイントとしてはもう一つ、消臭や殺菌成分が入っているかどうかを確かめよう。この両者は臭いを抑えるという目的において、非常に重要なポイントとなる。

■ボディシート

べっとりとした汗を拭き取れるのが便利(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 ボディシートは、体に付着した汗を拭き取りながら臭い対策ができるという便利さが特徴だ。制汗・デオトラントのボディシートも多数あるが、筆者は100円ショップのボディシートを使用している。

コスパに優れている商品だ(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 パッケージにあるとおり、アウトドアで使うことも想定されている商品だ。石鹸の香りと記載されており、オープンラベルを剥がしてシートを取り出すと、確かにほんのりと優しい香りがただよう。

 汗の対策はちゃんとしたいけど、制汗剤の匂いがあまり好きでないという人には、このような商品が良いのではないだろうか。きちんと汗対策ができるうえに価格も税込み110円で済むのだから、コストパフォーマンスはとても高い。