毎年2月に見頃を迎えるのが、早咲きの桜で知られる河津桜（かわづざくら）。静岡県伊豆の河津町で開催される「河津桜まつり」が特に有名だが、伊豆まで行く時間が取れないという人もいるのではないだろうか。
今回は東京都内で河津桜が見られるスポットを3ヵ所に厳選して紹介する。なお、紹介スポットを訪れたのは2月上旬であるため、満開となる見頃を迎える前の写真であることをご留意いただきたい。
■桜神宮
世田谷区桜新町にある桜神宮は、境内に河津桜の木が3本植えられている。1本は入り口にある鳥居の脇にあり、あとの2本は拝殿の正面左右に対になるような配置だ。満開の時期には、美しい河津桜の花に心癒やされながら参拝ができるだろう。
今回参拝した2月上旬時は、一部だけ花を咲かせているものも見られた。他の枝もほとんどはつぼみのままだったが、今にも花開きそうな様子は河津桜の季節到来を思わせる。
ちなみに、木に結わえ付けられているピンク色のリボンは「えんむすびの花帯」。その場でお願い事を記入し、拝殿に向かって左側の木に結ぶ。花が咲く頃には、河津桜の花とともに色鮮やかに参拝者を出迎えることだろう。
桜神宮内の河津桜開花状況は、HPまたはSNSをチェックしておくのがおすすめ。
桜神宮HP：https://www.sakura.jingu.net
