キャンプに利用できるグッズは、キャンプ用品売り場以外にも潜んでいる。そのようなグッズを探し出して使用するのもキャンプの醍醐味と言える。特にキャンプ用品売り場が縮小されるオフシーズンでは、頼もしい存在となるだろう。今回は100円ショップのダイソーから、キャンプ用品売り場以外に売られている、意外な便利グッズを3点紹介しよう。

■焼肉用トング

焼肉屋でも見かけるような、先が細いトング(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 キッチン用品売り場から紹介するのは、焼肉用のトングだ。キャンプでバーベキューをする際は食材を扱うトングを用意する人が多いと思うが、そんな時におすすめしたいのが、先端部が細いタイプの焼肉用トングだ。

小さな肉は先が細い方が扱いやすい(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 このように先端部が細いので、小さな食材でも扱いやすい。パックなどから肉を1枚1枚取り出すのにも苦労しない。生肉を掴むトングと別にもう1つ用意しておけば、トングを使ってそのまま食べることもできる。口に運ぶのにも邪魔しない大きさで食べやすい。

■スチールウールたわし

1パックにつき8個入っている(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 キッチン用品からはもう1つ、スチールウールたわしを紹介する。鍋の焦げ付きなどを取る際によく使われるグッズだが、その特性はキャンプの場面でも強く発揮される。

バーベキュー後の焦げ付いた網(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 例えばバーベキュー後の網。スポンジでは綺麗に洗い流せないほどの焦げ付きがあって、片付けの際に苦労した経験があるのではないだろうか。そんな汚れを取り除くのに有効なのが、このスチールウールたわしだ。

磨いた部分は見事に焦げ付きが取れている(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 このように、磨いた部分はきれいさっぱり汚れが落ちる。網だけでなく、焚き火をした後の焚き火台を洗うのにも有効だ。力を強く入れて磨く必要もないので、子どもと一緒に洗い物をする際にも利用できる。

 ダイソーには表面に洗剤が付いているものと付いていないものの2種類が売られているが、洗剤を持参する手間を省くなら洗剤付きがおすすめだ。キャンプ場によっては、界面活性剤を使用した家庭用の合成洗剤の使用を禁止している場所もある。この製品は植物由来のソープとなっているが、使えるかどうかは事前にキャンプ場に確認を取った方が良さそうだ。