秋は散歩が気持ちのよい季節。ハイキングを楽しみたい人も多いはず。忙しく、なかなか遠出できない人におすすめなのが「新宿御苑」だ。

 新宿駅から徒歩10分と都心のど真ん中なのに、広さ58ヘクタールもの面積で緑を楽しめる東京都民の憩いの場だ。新海誠監督「君の名は。」の前作「言の葉の庭」の舞台となったことでも有名な場所だ。

 さまざまな風景を四季折々で楽しめる場所で、入園料500円を払う価値は十分にある。今回はそんな新宿御苑の魅力を紹介する。

■思わず日向ぼっこしたくなる解放感!

天気のいい日は芝生で寝転ぶ人がたくさん!(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 新宿御苑は大きく分けて6つの庭園エリア「風景式庭園」「整形式庭園」「日本庭園」「玉藻池」「母と子の森」「温室」に分かれており、さまざまな景色が楽しめる。天気がよい秋晴れの日に特に多いのが「日向ぼっこ客」。思い思いのお気に入りエリアを選び、木陰でシートを広げてお昼寝を楽しむのだ。新宿御苑に入ると、このような人をたくさん見かける。

 筆者としては、新宿御苑のシンボルツリーであるユリノキの大木がある「風景式庭園」エリアがおすすめだ。新宿御苑の中でも特に解放感があり、池を見下ろしながら大木の木陰でゆっくりとした時間を楽しめる。