キャンプを始めたばかりで戸惑うことの一つにキャンプ用語がある。普段使用しない単語が意外とある。そこで、まずキャンプ初心者が戸惑うことの多いキャンプ用語をピックアップする。日常生活ではあまり使用しない言葉を中心に解説する。

■シュラフ

シュラフメーカー「イスカ」の化繊シュラフ（撮影：堀田篤史）

　シュラフとは寝袋のこと。キャンプの必須品で、封筒のような形状の封筒型と全身を覆う形状のマミー型の2種類がある。素材も化繊とダウンがあり、型と素材によって特徴が異なる。対応できる温度もモデルにより違うので、キャンプスタイルによって自分にあったシュラフを選ぶことが重要。

■スポーク

荷物の削減にもなるスポーク（撮影：堀田篤史）

　スプーンとフォークが一体化したものをスポークと呼ぶ。片側にフォーク、もう片側にスプーンがついているものと、スプーンの先がフォークのように割れている2種類がある。スプーンとフォークの両方を持っていく必要がなく、荷物と洗い物を減らせることができる便利アイテム。

■スタッキング

スタッキングできると快感である（撮影：堀田篤史）

　無駄なく積み重ねてコンパクトに収納すること。アウトドア用のカップや食器、クッカーはスタッキングできるようにセット販売されている。まったく違うメーカーのアイテム同士をうまくスタッキングさせることをシンデレラフィットとも呼ぶ。

■トーチバーナー

ホームセンターでも見かけるトーチバーナーだが名前を知らない人も多い（撮影：堀田篤史）

　ノズルの先端から高温の炎を噴出させる道具。素早く火起こしができ、ホームセンターでも売っているので手軽に購入できる。食材を炙ったりすることも可能。種類は2種類あり、本体に直接ガスを充填するタイプとカセットガスボンベ着脱式がある。