秋の四国旅の魅力をご存知だろうか。日本全国多くの地域があるが、四国は紅葉に出会いやすい場所だと最初に書かせていただきたい。

 その理由としては、四国各地に紅葉の名所があり、標高も高いところから低いところまで多くの名所があるからだ。四国最高標高の石鎚山(1,982m)から紅葉が始まり、四国山地の仁淀川(によどがわ)や大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)、海沿いの名所まで車で行くことも可能なので、10月から11月の間は紅葉を見つけやすい。

 今回は四国在住の筆者が四国の紅葉について紹介していく。

■10月上旬の四国の紅葉の始まりでもある「石鎚山山頂」

紅葉の時期の石鎚山山頂は美しい(写真提供:愛媛県観光物産協会)

 四国の紅葉は石鎚山山頂から始まると言っても過言ではない。標高1,982mの四国最高峰の山は四国でも一番最初に紅葉が開幕する。10月上旬から紅葉が始まり、四国の紅葉を楽しみに出かける人も増える時期だ。石鎚山はロープウェイがあるので、日帰りの登山も可能。紅葉の時期は石鎚山も混雑するが、ぜひ紅葉を楽しんでほしい。