タコとトラフグが名産であることから、「多幸の島、福の島」で親しまれている愛知県南知多町日間賀島(ひまかじま)。島の周囲が5.5kmと比較的小さな島だが、人口密度は離島の中で日本一とも言われており、夏には多くの海水浴客が集まる。

 ミステリー小説『すべてがFになる』の舞台と言われている他、テレビ東京『孤独のグルメ(season4  第5話)』でも登場し、その魅力に注目が集まっている島だ。

■日間賀島までのアクセス

西港の高速船発着所に掲示してある散策マップ(撮影:すがぬま)

日間賀島へ渡る高速船が出航する、師崎港観光センター(撮影:すがぬま)

 日間賀島は愛知県名古屋市内から約1時間、知多半島の先端、師崎(もろざき)港から高速船で約10分の場所に位置する。時間帯にもよるが、高速船は1時間に2本程度出港しており、発着地の師崎港観光センターにはお土産品など物販があるほか、隣には大アサリなど、海産物を提供する飲食スペースもある。 

師崎港観光センターの横にある、船を待つ間に食事をするスペース(撮影:すがぬま)
師崎港観光センターからは日間賀島だけでなく、周辺の島へ渡る船も出ている(撮影:すがぬま)

 師崎港から日間賀島へは西港・東港それぞれへ船が出ているが、西港の方がお店も多く賑やかな印象だ。 

土産物屋や飲食店が立ち並ぶ西港(撮影:すがぬま)