雑誌やネットでよく目にするキャンプの裏技。実際はどうなのかと半信半疑の人も多いはず。そこで、よく聞いたり見たりするキャンプの裏技5つを実際に試して検証してみた。本当にキャンプで活用できるのか参考にしてほしい。

■寝袋の収納ケースを枕として使う

寝袋の収納ケースはなくしそうになるが、枕として使えばその心配はなくなる(写真:堀田篤史)

 キャンプでピローを持っていく人もいれば、持っていかない人もいるだろう。筆者は口で空気を入れて膨らませるタイプを持っているが、面倒なので持っていかなくなってしまった。

収納ケースにタオルを入れるだけ(写真:堀田篤史)

 そこで試してみたのが、寝袋の収納ケースを枕として使うこと。使い方は簡単。タオルを丸めて収納ケースに入れるだけ。これで即席ピローになる。タオルはキャンプで必ず持っていくので忘れることはない。

 眠り心地は枕そのもので快適だ。筆者も最近はこの枕で寝ているので快眠。簡単なのでおすすめしたい。これでピローを買う必要がなくなった。中に入れるタオルのサイズや枚数で高さや柔らかさを調整できるので、自分好みにカスタマイズできるのが最大の魅力。

おすすめ度(5段階評価)⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

■松ぼっくりの着火剤

天然の着火剤と呼ばれる松ぼっくり(写真:堀田篤史)

 天然の着火剤として有名な松ぼっくり。その威力はかなりのものですぐ着火する。ファミリーキャンプだと子どもが楽しんで松ぼっくりを集めてくれるのでお手伝いとしておすすめ。

 松ぼっくりには、松脂という着火力の高い樹脂が豊富なので、よく燃える。女子高生のキャンプを題材にしたアニメ「ゆるキャン△」でも紹介されていたので、知っている人も多いだろう。

 筆者も松ぼっくりがあれば常に火起こしに使っている。ただし1個では着火しないので、数個は用意すること。10個もあれば十分だ。しっかりと空気を送り込んであげれば必ず着火する。

 おすすめ度(5段階評価)⭐️⭐️⭐️

■アルミホイルで金タワシ

アルミホイルを丸めるとかなり固くなる(写真:堀田篤史)

 キャンプで食材を持っていくときに、アルミホイルを使用することも多い。使用したアルミホイルを丸めると、金タワシに変身する。見た目は少し頼りないが、BBQの網や鉄板などの汚れをしっかり落としてくれる。

 試す前は半信半疑だったが、その威力には驚いた。焦げやこびりついた汚れもしっかり落とせるので、これはかなり使えておすすめ、ぜひ試してほしい。

 おすすめ度(5段階評価)⭐️⭐️⭐️⭐️