夏を代表とする花といえば、ヒマワリ。大輪の花が咲き誇り、一面を埋め尽くす黄色の花畑と青空のコントラストは、鮮やかで夏らしい風景だ。

 しかし、真夏の炎天下は暑さが厳しく、短時間しか楽しめないことも。そこで今回は、真夏を過ぎても楽しめる、名古屋駅から車で約1時間で行ける愛知県の「ひまわり畑」3か所を紹介する。

■日本最大規模!  常時約14万本のひまわりが咲く「観光農園 花ひろば」

観光農園 花ひろば(画像提供:観光農園 花ひろば)

 「観光農園 花ひろば」は、ポピーや菜の花など四季を通じてさまざまな花を楽しめ、フルーツ狩りの人気も高い。テレビや新聞でもたびたび紹介される、人気のスポットだ。

観光農園 花ひろばのひまわり畑

 花ひろばのひまわり畑は、6月下旬から12月上旬の約半年間見ることができ、東海エリアだけでなく、日本最大規模を誇る。温暖な気候を活かして時期をずらして種を蒔くことで、長い期間花が咲き続け、約8万本から約14万本が常時満開になるように管理されている。

 筆者は、辺り一面に大きなヒマワリが咲く光景にとても感激した。ひまわり畑の中には高台が用意してあり、上からのアングルでの撮影も楽しめる。また、園内に咲いているヒマワリを1人2本まで摘んで持ち帰ることも可能。自宅でもヒマワリを鑑賞できる。

・見頃:6月下旬〜12月上旬
・入園料:中学生以上800円、子ども400円(未就学児は無料)

観光農園 花ひろば
住所 〒470-3411  愛知県知多郡南知多町豊丘高見台48
電話 0569-65-2432 (8:00〜17:00)

観光農園 花ひろば:https://www.hana-hiroba.net
※営業日時はホームページよりご確認ください

■ひまわり畑と牧場体験が一度に楽しめる「愛知牧場」

愛知牧場のひまわり畑

 「愛知牧場」は、東京ドーム約5個分の敷地面積をもつ観光牧場だ。乗馬や牛の乳しぼりなど動物と触れ合えるほか、季節の花畑が見られ、大人から小さな子どもまで楽しめる。

 牧場の入場料は無料で、ひまわり畑に入場する際、100円が必要になる。愛知牧場では、時期をずらしながら常時4万本が楽しめる。見頃は例年7月上旬から9月上旬頃まで。なお、2024年は8月末までとなる。

 筆者が訪れたときは、やや小ぶりで背の高いヒマワリが一面に咲き誇っており、青空の色と飛行機雲が相まって、感動的な美しさだった。

愛知牧場ミルクシェイク(ストロベリーソース)(450円・税込)

 また、愛知牧場では1年間に約900トンの牛乳を製造している。売店では定番人気のソフトクリームなどのテイクアウトメニューや、チーズケーキなどの販売があり、お土産にもおすすめだ。

 筆者は「愛知牧場ミルクシェイク(450円・税込)」を注文。濃厚で、牧場ソフトクリームをそのままシェイクにしたようなおいしさ。ひまわり畑を見た後、喉を潤すのにぴったりだ。

・見頃:7月上旬〜9月上旬(2024年は8月末まで)
・入場料:100円(2歳以下無料)

愛知牧場
住所 〒470-0111  愛知県日進市米野木町南山977
電話 0561-72-1300(9:00〜17:00 火曜日定休)

愛知牧場:https://aiboku.com
※営業日時はホームページよりご確認ください