気象予報によると、2024年の日本の夏は猛暑となる見通しとなり、キャンプ好きにとっては試練の季節となりそうだ。筆者も猛暑の中、自然を満喫しようとキャンプに出かけ、大汗をかきながらテントの設置を行っているが、汗をかくと味の濃いものを食べたくなる。

 そこで、今回は猛暑を乗り切るために、ひと振りで夏仕様なメニューになる「味を濃くするクッキングソルト」3選をご紹介する! ぜひ美味しいクッキングソルトを使用し、ともに夏キャンプを乗り切ろう!

■King Gnuも絶賛のスパイス!

ガーリックのガツンとした風味がたまらない!(撮影:上池 樹)

 1つめは、「極上スパイス喜(よろこび)」。人気アーティストKing Gnuがインスタライブの際に焼肉を食べながら「(牛)タンにはこれ! 極上スパイス喜!」と紹介したことで、ファンの間で話題沸騰となったクッキングソルトだ。

 この商品の一番の特徴は、ガーリックのガツンとした味わいだ。原材料に「フライドガーリック」と「ガーリック」を使用し、ガーリックマニアを唸らせるパンチのある味わいは、夏のキャンプシーンにピッタリだ。

 King Gnuが紹介したように、焼き肉へかける食べ方が一番美味しくておすすめだ。特に、ホルモンなどのクセの強い肉へかけると、パンチのあるスパイスの味わいが最大限に楽しめる!

 注意点としては、ガーリックの風味が強い商品なので、淡泊な味わいの食品と合わせるときには使用する量に気をつけないと素材の風味を活かせなくなってしまうところだろうか。

●極上スパイス喜
参考価格:810円(税込)
メーカー:福島精肉店
内容量:80g

■あの有名スパイスの香りがここまできた!

有名すぎるあの商品のスパイス特化版!(撮影:上池 樹)

 2つめは、「マキシマム  ナチュラルスパイス」。キャンパーで知らない人はいないのでは? というほどに有名なクッキングソルト「マキシマム」と同じ会社から販売されているクッキングソルトだ。

 みなさんは、アウトドア調理でクッキングソルトをついかけすぎてしまった経験はないだろうか? 筆者はこれまで何度も風にあおられてクッキングソルトをかけすぎ、同行者からのブーイングを浴びてきた。

 この商品はパッケージに書かれている通り、これまでの商品と比較し「25%減塩」となっている。つまり、これまでのようにうっかり多めにかけてしまっても、塩辛い仕上がりにはならないのだ。これなら、つい目分量になりがちなアウトドア調理でも安心して使用できる。

 おすすめの調理方法は、特徴である風味のよさを活かしたカレーだ。マキシマム  ナチュラルスパイスで炒めた肉をカレーに追加することで、味濃く香りもよいスパイシーなカレーとなり、夏の暑さも吹きとばせそうだ。

 注意点としては、本格仕上げのスパイスゆえ、薬草っぽい風味は好き嫌いが分かれそうなところだろうか。

●マキシマム  ナチュラルスパイス
価格:869円(税込)
メーカー:中村食肉
内容量:50g