暑い時期のキャンプに比べて、寒い時期は多くの道具を必要とする。その道具が重いと移動時の車への積み込みは大変で、さらにキャンプ場まで徒歩の移動であれば、キャンプ場に行くのがより億劫に感じる。

 一つひとつのキャンプ道具を見直して、総重量を軽くするとキャンプの移動が圧倒的に楽になる。

 今回はキャンプ道具の重量を軽くするために、どのような道具を変更すると重量が軽くなるのかを紹介する。持ち物が多くなる時期に、気軽にキャンプを楽しむ参考になれば幸いだ。

■キャンプ道具を軽くする方法1:テントの軽量化

どちらも二人用のテントだが、大きさの違いも明らか(撮影:川内 勇貴)
TC生地で火の粉にも強いワンポールテント(撮影:川内 勇貴)
生地が薄く、軽量化された山岳テント(撮影:川内 勇貴)
ポリコットン素材のテントの重量(撮影:川内 勇貴)
山岳用テントの重量(撮影:川内 勇貴)

 もっとも軽量化しやすい道具はテントだ。筆者はワンポールのポリコットン素材のテントを所持しており、火の粉に強く、保温性が高い生地を使用しているが、その分総重量は5.75kgと重くなる。デイキャンプや1泊程度のキャンプに持っていくには重く気が進まない。

 代わりに使用しているのは、山岳テントで、総重量約360gとワンポールテントと比べると、5kg以上軽くなる。火の粉には弱いので、焚火をする際には十分気を付ける必要はあるが、それ以外では特に困ることもないし、ワンポールテントと比べると風に強い。

■キャンプ道具を軽くする方法2:ペグの軽量化

丈夫でどんなサイトにも刺さる鍛造ペグ(撮影:川内 勇貴)
軽いだけでなく曲がりにくいのも特徴(撮影:川内 勇貴)

 テントを軽量化できたら、セットで考えたいのがペグの軽量化だ。

 筆者がキャンプを始めた頃に購入した鍛造ペグは頑丈で、固い地面でもしっかり刺すことのできる力強さがある。重量は20㎝のサイズで76g。1本の重さはそれほど重くないが、ペグは本数に比例して重くなるため、10本使用すると760gとずっしり重くなる。

 固い地面で使用するには重宝するが、特に徒歩でのキャンプなら少しでも荷物の総重量を軽くしたい。

 変更して使用しているのはチタンペグで、1本当たり48g。10本だと480gで鍛造ペグとの差は280gとなる。設営に必要な本数が増えれば、さらにこの差は大きくなるため、小さな差だが侮れない。