日常から週末のアウトドアまで、もはや必需品のようになっているのが「ジッパー付きのビニール袋」。食材を小分けしたり、下ごしらえしたりと料理関連の使い途はもちろん、小物をまとめたり、着替えやモバイルバッテリーなど濡らしたくない物を収納したりと、なにかとお世話になっていることでしょう。

 じつは、定番メーカー『ジップロック』に11Lという特大サイズがあることをご存知でしょうか。私も目新しさとデザインの良さに惹かれて購入してみたのですが、実際に使ってみるとアウトドアでもとても使い勝手の良い収納袋でしたので、その使用感をご紹介してみましょう。

■山岳用ソロテントなら、本体からポールまで収まるサイズ

大型のマチがあり日帰りバックパックに収納しやすい丸い形状。マチがあるだけで使いやすいさが大きく変わる

 購入したのは5枚入りの「ビッグバッグ」と呼ばれている商品で、サイズは38cm×38cm。容量は11L。私が使っているコンパクトな山岳用ソロテントなら、本体からポールまで1枚で収納することができました。

 他にもレインウェア、防寒着、着替えなどのウェアをまとめて入れたり、調理器具と食材を収納するのに重宝しています。

 まず、透明なので収納した後でも、荷物の入れ忘れがないか簡単に確認できるのが良いポイントです。また上部にはハンドルがあって、バックパックの中から引っ張り出しやすい。底部には大きなマチがあるのもポイントで、これがあることで置くときに立てやすく、バックパックに収まりがいいのも特徴です。

■メモ欄が地味に便利

片手でも閉めやすい、お馴染みのジッパー。操作のしやすさは、さすが定番

 開閉は、お馴染みのジッパー式。しっかりと密封することも可能です。

 地味に便利なのが、メモ欄があるところです。忘れやすい物を書き込んでおくと、確認作業がはかどります。例えば、よく忘れるカトラリーやコーヒーフィルター、ペグなどをあらかじめ入れたい袋に書き込んでおき、詰め忘れをなくすような使い方をしています。