近年日本ではバンライフやキャンピングカーなどの車中泊ブームが急上昇中。キャンプだけでなく、観光や旅行目的、生活拠点のひとつとしてバンやキャンピングカーでの車中泊を取り入れるなどスタイルは様々だ。

 しかし、日本以前にヨーロッパではキャンピングカー文化が強く根付いており、多くの人がキャンピングカーを所有し、それぞれのスタイルに合わせて車中泊の旅を楽しんでいる。そんなキャンピングカーの本場、ヨーロッパでの車中泊の旅がどんなものなのか興味を持っている人も多いのではないだろうか?

 今回は筆者がヨーロッパでキャンピングカーの旅を実際に体験して感じた魅力とおすすめのポイントを5つ紹介する。

■その1 「キャンピングカーの本場」ヨーロッパの快適すぎる車中泊が魅力

ヨーロッパ各国から集まるさまざまなタイプのキャンピングカー(撮影:Dois de Nós)

 ヨーロッパでは昔からキャンピングカー文化が浸透しており、生活の一部として多くの人が取り入れている。長い歴史のあるキャンピングカー市場も、毎年最新技術の装備を取り入れたものがたくさん出回り、キャンピングカーの本場と言われるほどだ。

 国産のキャンピングカーも魅力的だが、ヨーロッパのキャンピングカーはサイズが大きく、洗練されたデザインと、住居性の高い作りになっている。コンパクトなバンタイプでもしっかりしたキッチン、バス、トイレをフル装備しており、家同然の快適な生活が可能。

 内装も細部までこだわり抜かれたデザインと収納スペースで機能性、快適さ、デザイン性が十分に備わったキャンピングカーになっている。そんな、豪華で快適なヨーロッパ製のキャンピングカーの旅を一度は体験してほしい。

広々とした内装で快適な旅が可能(撮影:Dois de Nós)