夏が終わってめっきりと涼しくなり、秋の気配が近づきつつある。秋はキャンプにぴったりな季節。美味しい料理やお酒をたしなみつつ、焚き火に癒されるのは何にも代えがたい至福の時間だ。

 今回は、ソロキャンプで活躍する、ガレージブランドのPLUS MANIA(プラスマニア)が手掛ける固形燃料用超小型バーナー「can+ro Ⅱ(キャンロツー)」を紹介していく。

■プラスマニアとは?

プラスマニアは愛知県岡崎市に拠点を置くガレージブランドだ(撮影:小松優太)

 プラスマニアとは、精密板金加工・金属焼付塗装・スクリーン印刷などの事業を手掛けている、株式会社アイザワが立ち上げたアウトドアのガレージブランドである。愛知県岡崎市に本拠地を構え、固形燃料やアルコールストーブ用のコンロのほか、焚き火台などの商品を開発している。

 これまでに培った金属加工技術を活用し、ほかのメーカーではみられない個性的で可愛らしいデザインの商品をラインナップしている。

■筆者も愛用! 定番商品の「can+ro Ⅱ」をご紹介!

 今回は、数ある商品のなかから、定番商品の固形燃料用超小型バーナー「can+ro Ⅱ」を紹介する。

「can+ro Ⅱ」は独特な形をしている(撮影:小松優太)

 「can+ro Ⅱ」は写真のように個性的な外観をしており、上部に6個ついている羽根のような部分が ゴトク(メスティンや鍋などを置く場所)である。使用時はゴトクを広げるだけなので、組み立てる手間がかからないのがうれしい。

「can+ro Ⅱ」は専用の収納缶にコンパクトにしまえる(撮影:小松優太)

 しまう際もほとんど手間がかからず、ゴトクを本体の内側に折りたたむだけだ。とくに力も必要ないので、誰でも簡単にしまえるだろう。また、専用の収納缶が付属しており、そこへ収納できる。手のひらサイズで軽量なので、持ち運びも苦労しない。

「can+ro Ⅱ」のゴトクは上に置くサイズにフィットする(撮影:小松優太)

 ゴトクは自由に動く構造になっており、上に置いた調理器具の底部のサイズにあわせて調整しやすくなっているのが特徴。写真のような一般的なサイズのシェラカップから、やや大きめのコッヘルまで幅広く対応できるだろう。