山陰海岸ジオパークトレイルは日本海沿いを歩くロングトレイルで全27コース、初心者でも歩きやすいトレイルながら、奇岩や断崖絶壁の絶景、のどかな港町の風景など見どころが盛りだくさん。スケジュールによっては、鳥取砂丘のマジックアワー・ブルーアワーの絶景も楽しめる。

■【ユネスコ世界ジオパーク】山陰海岸ジオパークトレイルとは?

日本海はひんやりとして、海底が見えるほど澄みきっている(撮影:おかだあきほ)

 山陰海岸ジオパークトレイルとは、鳥取県鳥取市から京都府京丹後市までの全長230kmにも及ぶロングトレイル。

 ユネスコ世界ジオパークに認定されている山陰海岸ジオパークトレイルの魅力は、見どころの多さ。鳥取砂丘や奇岩、断崖絶壁、洞窟など変化に富んだ景色を楽しめ、ハイカーを飽きさせない。

●筆者が歩いたコースを紹介

 1日目は鳥取駅近くのコインパーキングに車を停め、柳茶屋キャンプ場を目指して5kmほどの道程を歩いた。柳茶屋キャンプ場は鳥取砂丘のそばにある市営のキャンプ場で、天気がよければ鳥取砂丘の夕日や満点の星空も楽しめる。

 2日目は日の出前にキャンプ場を後にし、鳥取砂丘を横断。その後、岩戸海岸いさりび広場、駟馳山(しちやま)を経て、城原海岸(しらわらかいがん)までの約15kmを歩いた。

●柳茶屋キャンプ場

場所:鳥取市サイクリングターミナル「砂丘の家」(鳥取市浜坂1157-115)となり

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