ワンコインで手に入る「ワークマン」の「パラメイトロープ(350円)」、気になっている人も多いはず。筆者もずっと気になっていたため、試しに購入し使ってみた。

 「ロープが切れた時の代替品として使えればいい」くらいの気持ちで購入したが、「耐久性、太さ、長さ、質感、コストパフォーマンス」どれもが予想以上で、ロープワークで最も重要なリッジラインの役割を十分果たせるほど優秀なアイテムに感じた。

 なお、リッジラインとはタープなどを張る際に、地面と平行に張る横ラインのこと。基礎となるロープワークでリッジラインが崩れると設営箇所全体に影響するため、重要なロープワークだ。

 本記事では実際に使用して感じた、ワークマンのパラメイトロープの特徴を紹介する。

■特徴① リッジラインとして使える、柔軟性が◎

 タープをきれいに張るためには、テンションがしっかりかかったリッジラインが必要。パラメイトロープは柔らかい質感のため、柔軟性に優れ、力強く張っても切れにくいように感じた。

 実際にパラメイトロープをリッジラインにし、Aフレームのタープ設営したが、しっかりテンションがかかり、きれいに設営できた。

DDタープ3×3でAフレーム設営。片方をフルクローズにしている(撮影:ブラボーマウンテン編集部)