(3ページ目) 【大阪みどりの百選】大阪北部「北摂」屈指のトレッキングスポット「初谷渓谷」！「新緑」と「不思議スポット」の沢渡りルートとは？｜トラベル｜ニュース

■能勢妙見山

　妙見山は標高660.1ｍ。ややこしいのだが、能勢妙見山はその妙見山の山頂にある、北極星信仰の有名な寺院の名前だ。この能勢妙見山の一番の見どころは展望台からの眺望だ。

■初谷渓谷トレッキングの注意事項

　初谷渓谷トレッキングでは3つの注意点がある。

　1つめは天候が悪い時は無理せずあきらめること。渓谷沿いのため、雨天の日とその翌日は川が増水していることが多い。また、足元も滑りやすく、滑落の危険度が増す。

　2つめは夕方までには渓谷から出ること。日中であればハイカーも多いが、夕方近くになると途端にハイカーはいなくなる。そうなると遭難した場合、渓谷沿いは携帯の電波も届きにくいので、救助が呼べない可能性もあるから注意しよう。

　3つめはマナー。初谷渓谷には広い河原もあり、以前は車を乗り入れてキャンプやバーベキューも許されていた。ところがマナーが悪い人が増えた結果、全て禁止になってしまったのだ。これにより林道入口に車を停めてのトレッキングもできなくなり、約1km離れた能勢電鉄妙見口駅から歩かなくてはならなくなってしまった。

　初谷渓谷は民有地であり、我々はそこにお邪魔させてもらっているのだ。自分で出したゴミは必ず持ち帰ってほしい。