どうもこんにちは。

 誰が呼んだか「絶景キャンプフォトグラファー」こと猪俣慎吾です。

 さて、今回は空気が澄み切ってくるこれからの時期にこそ、美しい空を感じられる夕陽の綺麗な絶景キャンプ場をご紹介致します。

 今の時期は、キャンプ場でチェックインしてテントを設営したら、ちょうど夕陽の時間なんてことが多いかと思います。チェアに深く腰掛けて、冷たい空気の中を沈んでいく夕陽をゆっくりと眺める時間って、本当に贅沢ですよね。それでは、ご紹介していきますよ!

■通称「西のふもとっぱら」

晴れて夕暮れ時となれば地平線に消えていく夕陽をサイトから眺められる

 鳥取県の大山といえば、東の富士山、西の大山とも評される中国地方を代表する山のひとつ。日本百名山にも選ばれている名山ですが、そのふもとに今年の春から空前絶後の絶景キャンプ場がオープンしまして、この夏に覗きに行って参りました。

 その名は、「ますみず天空キャンプ場」(鳥取県西伯郡伯耆町)です。全国津々浦々の絶景キャンプ場を回って来ましたが、キャンプ場に着いた瞬間に感嘆の声が漏れてしまうほどの絶景が広がるキャンプ場でした。景色の素晴らしいキャンプ場に出会えると、思わずテントを張る前から心躍ってしまいますね。

 キャンプサイトは全面フリーサイトの広大な草原キャンプ場でして、米子市の街並みが眼下に広がり、その反対側には大山が聳えるというこんな好立地のキャンプ場があるとは本当に驚きです。

チェックインはサイトではなく、車で12分ほど離れた「山の駅 大山望」で

 注意しなければならないのが、チェックインの方法です。チェックインはキャンプサイトではなく、車で12分ほど離れたところにある「山の駅 大山望」ですることになっています。自分は最初、間違えてキャンプサイトに直行してしまった1人です……。お気をつけください。

 この「山の駅 大山望」には、キャンプギアを扱うショップがあるので、忘れ物があっても安心です。さらに、肉や野菜などの食材も売っており、事前にスーパーに立ち寄り忘れても、万が一買い逃しがあっても大丈夫なほど、充実した品揃えです。せっかくなら地の食材を使って料理したいって方は、チェックインを済ませてからでも購入できるので便利ですよ。ちなみに、自分は豪華に和牛のステーキを買わせていただきました。美味かった〜。

 宿に泊まると考えると、かなり宿泊費を抑えられるキャンプ泊だからこそ、浮いた分の予算をちょっと贅沢な地元食材の購入に使える。この喜びは、キャンパーならではですね。