「キャンプ飯」と聞くと、ダッチオーブン料理など、こだわりのキャンプ飯や缶詰を使ったお手軽キャンプ飯などを想像する人が多いのではないだろうか。

 なかには、温かく気軽に食べられるラーメンを想像する人も多いと思うが、ほとんどがカップラーメンやインスタントラーメンだろう。

 今回はそんなキャンプ飯に新たな一石を投じるべく、ケンタッキーのオリジナルチキンを使った本格的な鶏白湯ラーメンを紹介したい。焚き火やストーブで煮込むだけ、ほとんどほったらかしで本格的なラーメンが作れるというから驚きだ。

■アレンジレシピが豊富なケンタッキーフライドチキン

メスティンを使って気軽に作れる、ケンタッキーフライドチキンのアレンジレシピ

 ケンタッキーフライドチキンのHPにはたくさんのアレンジレシピが掲載されている。どれも簡単で気軽に作れるため、キャンプとの相性も抜群だ。

 今回のラーメン作りで重要なのはオリジナルチキンの「骨」。具材として使う少量のチキン以外は、普通においしく食べてしまってOKだ。

 筆者はラーメンの前に、メスティンを使って公式レシピに掲載されている「バジルアボカドチキンライス」を作ってみた。アボカドとバジルの相性がよくてとてもおいしかった。トッピングはさっぱりとしたトマトがオススメだ。

■ケンタッキー鶏白湯ラーメン レシピ大公開!

●下準備

オリジナルチキン5ピースでラーメン約2杯分の計算

 オリジナルチキンに豪快にかぶりついて食べたいところだが、まずは肉と骨に分けてしまおう。この時、軟骨や皮など、コラーゲンの素となる部分も骨と一緒に煮込む材料に加えることがポイントだ。このひと手間がおいしさに繋がる。

●スープ作り

 スープの作り方は簡単。鍋に分けた骨とネギの頭、ニンニク2かけ、生姜1かけを薄切りにしたものを入れ、水を1.5L入れて煮込むだけ。これだけで本格的な鶏白湯スープができる。

寒い時期はストーブを使えば、煮込みながら暖もとれて一石二鳥

 筆者はシングルバーナーで沸騰するまで加熱し灰汁を取ったが、最初からストーブや焚き火での調理でも問題はない。あとはコトコト煮込み、極上の鶏白湯が仕上がるのを待つだけだ。

 灯油ストーブの上でお昼前から煮込み始め、8時間。ザルでスープと骨を分けスープの完成だ。

8時間煮込んでできた白湯スープ