暖冬少雪と言われ続けた2023/24シーズン。ここに来て、3月とは思えない降雪もありましたが、それでも例年に比べると圧倒的に雪が少ない年となっています。

 そんなときは、やっぱり北海道スキースノーボードがおすすめ。しかも、これからの春シーズンは、インバウンド需要の高まりから高騰した旅行代金も少し落ち着く時期。

 今回は春なら手が届く? 北海道のスノーリゾート2選を紹介していきます。

■【ルスツリゾート】フルマラソン並みの「総滑走距離42km」を堪能

太平洋に近いため晴天率は比較的高く、“THE DAY”遭遇率も上々(写真提供:ルスツリゾート)

 ルスツリゾートといえば、ウエストMt.とイーストMt.、そして、Mt.イゾラの3つのピークに、コース数全37本、総滑走距離42kmというビッグスケールを誇ります。

 雪質が魅力の北海道のなかでも、“蝦夷富士”として知られる羊蹄山の南東に位置。北西からの季節風を避けながら風に運ばれてくる、さらさら粉雪が降り注ぐパウダーのメッカとしても、国内外を問わず、多くのスキーヤー&スノーボーダーに人気です。

写真の洞爺湖や“蝦夷富士”で知られる羊蹄山などを一望する絶景も魅力

 ルスツリゾートの数多ある魅力のなかで、多くの方が意外とノーチェックなのが、この絶景です。日本で3番目に大きなカルデラ湖、支笏洞爺国立公園内にある洞爺湖や“蝦夷富士”として知られる羊蹄山を一望。

 しかも、太平洋に近いこともあり、冬の晴天率も比較的高く、写真のような青空と真っ白な雪とともに、洞爺湖や羊蹄山を望むチャンスも多々。まさに、絶景スノーリゾートなんです。

犬ぞりをはじめとした北海道ならではのアクティビティも多彩

 スキー場はまさに“雪の遊園地”。キッズパークやスノーラフティングなど、多くのスキー場が魅力的なアクティビティを取り入れていますが、ルスツリゾートのそれはひと味違います。

 ルアーやフライで大型のニジマスを釣るアイスフィッシングや、広大な雪原や白樺林を疾走するスノーモービル、さらには未経験でもチャレンジ可能な乗馬体験など、壮大な北海道ならではのアクティビティが多彩なんです。

 なかでもおすすめは、かわいいワンちゃんと一緒に雪原を駆け抜ける犬ぞり。4歳から体験可能ですが、スピード感は想像以上。スリル満点の大人気アクティビティです。

全室メゾネットタイプの「ウェスティン ルスツリゾート」

 ルスツリゾートに泊まるなら、おすすめは「ウェスティン ルスツリゾート」。客室は全室76平方メートル以上のメゾネットタイプで、リビングスペースは吹き抜けの天井に大きな窓など、実際のサイズ以上のゆとりを感じさせるデザインが特徴的です。

 食も北海道の食材をふんだんに使ったブッフェレストランや日本料理のコースメニュー、さらには鉄板焼きなども堪能可能。

 さらに美肌の湯「ウェスティンルスツ温泉」や、エステなどの癒しも充実。最上級のリゾート滞在を満喫することができると好評を博しています。

●ルスツリゾート

【住所】北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
【電話】0136-46-3111
【アクセス】車:札幌市街地から約75km/新千歳空港から約85km バス:札幌 加森ビル(3)から無料バス(ルスツ号)で約120分

ルスツリゾート公式サイト