長野県中部、諏訪湖の北東に位置する「霧ヶ峰高原」は、車山から鷲ヶ峰にかけて緩やかな起伏が続きます。「霧ヶ峰」という山は存在しないのでご注意ください!

 主峰、車山の標高は1,925m。車山高原駐車場から1時間程度で山頂に着くこともあり、一年を通して大変人気のフィールドです。真冬でもトレッキングを楽しむことができます。まとまった降雪後はラッセルを味わえますし、スノーシューでの歩行を楽しめます。登らなくても絶景を楽しめるポイントもあります。山頂部からは、八ヶ岳や北・南・中央アルプスなど、さらには富士山まで一望できるほど展望に優れています。

 さらに山頂には「車山神社」があり、縄文時代から日本中の山々に感謝の祈りを捧げ続けているそう。私もあやかるつもりで今年の登山祈願に車山神社を訪れました。私の登山人生のスタートとなった山でもあり、とても思い入れ深い場所です。

■暖冬らしい装い

登山開始は曇り空の中スタート。登山口から笹が見える初めての光景

 今回、一緒に登ってくださったのはブラボーマウンテンでもお馴染みの低山トラベラーの大内征さんです。実は、新年は決まってホームマウンテンの飯縄山に登るのですが、この日は悪天候となってしまい、天気に導かれるように車山にやってきました。天候によって山を変えることは日常茶飯事です。安全により楽しい登山となるよう、登山天気予報をいくつも見て判断しています。

 今年は「暖冬」と呼ばれていますが、雪が少ないことが車山に向かう道中からも伺えました。私たちは長野市から向かいましたが、南に進むにつれて雪が減っていきます。ヴィーナスロードに入ると道路にほとんど雪がなく山肌も出ており、笹が見えている状態でした。何度も訪れている冬の車山なので雪が少なく寂しい気持ちさえしました。以前、駐車場でスタックしている車を助けたこともあります。暖冬と言われますが状況に注意は必要です(※積雪状態は常に変動します)。