長距離ドライブをしていると、首や腰などが痛くなる人も多いだろう。負担が少ない楽な姿勢を見つけようとしても、狭い車内ではなかなか難しい。そこで今回は、筆者がGWに実践して、いつもより体が楽に感じたアイテムを3つ紹介する。運転手だけでなく、同乗者でも使用できるので、夏の行楽シーズン前にぜひ参考にしてみてほしい。

■ネックパッド

頭をしっかり支えてくれるネックパッド

 ヘッドレストの位置や角度が合わず、首や肩が痛くなったことはないだろうか。ヘッドレストと首の間に隙間ができてしまい、頭をしっかり支えられていないことが原因と考えられる。

 ネックパッドはビーズや低反発素材のものが多く、自分の体の形にフィットしやすくなっているので、ヘッドレストと首の間をしっかり埋めてくれる。頭をしっかり支えてくれて首の負担が減るので、移動中の疲労軽減につながる。

■シートクッション

腰当てタイプのクッションで腰をサポート

 長時間の車旅では、同じ姿勢で座り続けなければならず、腰への負担はとても大きい。腰が痛くなってしまうし、酷いときは足が痺れてしまうこともある。

 そこでおすすめするアイテムが、腰をサポートするクッションだ。座面に敷くシートタイプと背もたれの根元に挟む腰当てタイプがあり、特に、シートタイプはお尻の下に敷くので、運転中の振動によるお尻や腰への負担もカバーできる。どちらも自分の体のラインに合わせて、負担の少ない姿勢にサポートしてくれる。

 筆者は クッションの沈み具合やハンドルとの高さが合わず、 シートタイプは座り心地がしっくりこなかった。 腰当てタイプに買い替えてみたところ、座り心地は変わらずに背筋だけ伸びる感覚が気持ちよく、腰への負担も軽減できたと感じている。