■意外に雪上ハイキングにも向いている

 寒い時期には不向きと思われがちなハンモックですが、地面の状況に左右されずイスやベッドを作れるので、じつは雪上ハイキングで意外な能力を発揮します。

 日帰りで雪上ハイキングに出かけるなら、休憩用としてハンモックを持っていくといいでしょう。支点になる樹木さえあれば、整地をすることなく簡単に休憩場所を作ることができるからです。どのような雪質であろうと問題ないうえに、道具を雪上に置いて濡らしてしまう心配もありません。天気が良く、風がなければ、気持ちよく昼寝を楽しむこともできるでしょう。クロスカントリースキーに出かける時にも、休憩用としておすすめです。樹上からの落雪にだけ、ご注意を。

 また、雪中キャンプでもハンモックは活躍します。テント用として雪上に安定した寝床を作るのは整地に手間がかかりますが、ハンモックならば、整地の手間を省略できます。解けた雪で衣服や寝袋を濡らすこともありません。雪上でも滑らず、濡れない寝床を作り出せるのは、ハンモックならではのメリットといえます。

■夏と冬で必要なギアと設営場所は異なる

薮が雪で埋まる季節は設営箇所の選択肢が広がることもあります

 冬のハンモックハイキングには「寒さ対策」が欠かせません。では、道具や設営場所探しにおいてどのような工夫をすれば良いのでしょうか。