2024年は6月15日~10月15日まで開催されている「高尾山ビアマウント2024」。ケーブルカー高尾山駅から歩いてすぐの展望レストランが会場となり、ビュッフェ形式でアルコールはもちろん、ノンアルコールやソフトドリンクも楽しめる。

 今回は、沢の音を聞きながら涼しい森の中を歩く「6号路」で登り、高尾山(たかおさん・標高599m)山頂を経由した後、ビアマウントを楽しんでからケーブルカーで下山するコースを紹介する。

■森の中を歩く沢沿いの「6号路」で山頂へ

「6号路・琵琶滝」方向の案内板に沿って歩く

 高尾山は都心から電車で1時間とアクセスもよく、体力や好みに合わせて選べる多様なハイキングコースがあり、どのコースも高尾山の豊かな自然が感じられる。

 手軽に登れるイメージがある高尾山だが、今回紹介する「6号路」はときおり渡渉や木の根が道まで張り出すなど、歩きごたえのあるコースだ。

 ケーブルカー「清滝駅」からスタートして最初の5分は舗装された道を歩くが、すぐに沢の真横を通るコースへと入っていく。

沢の音を聞きながら歩く
分岐は「6号路・高尾山頂」方面へ進む

 沢の流れる音を聞きながら森の中を歩くのは心地よく、滝や木の橋を渡るポイントがあったりと、飽きずに楽しんで登れる。

 緩やかな登りだが、道幅が狭く歩きづらい箇所や沢を横切るポイントがあるので、登山靴を履いていこう。

沢と登山道が重なるところは滑らないよう慎重に歩こう
歩きやすく整備された木の階段

 木の階段まで来ると、山頂までもうひと踏ん張り。階段の終わりは開けた広場でベンチも多数設置されており、山頂に向けて呼吸を整え小休止するにはぴったり。舗装された道が見えてきたら山頂までもうすぐ。

 山頂は広場になっており、昼食をとる人や写真を撮る人でにぎわっている。展望台からは丹沢の山々を望むこともできる。ゆっくり景色を楽しみたい。

頂上付近の眺め

【登山ルート】
ケーブルカー「清滝駅」→(30分)→琵琶滝→(60分)→5号路分岐→(5分)→高尾山山頂

●【MAP】高尾山