空腹を満たすには白い飯をたらふく食べるしかない! ラーメン編に続いては激うまボリューム満点カレー・定食をセレクト。

 「食べるのも忘れて滑った結果、お腹が空いて仕方がない」なんてことは日常茶飯事。そんな時はとにかくご飯を食べたくなる。

 各地方には地元の名物大衆食堂的なお店が必ずあり、味はもちろん、採算無視なのでは? と心配になるほどボリューミーな店が多い。大盛り無料、おかわり自由。挙句の果てには味噌汁の代わりに半ラーメン。などなどサービス精神旺盛なのだ。地元名産の食材を生かしておかずが作られるのもご飯物のいいところ。その土地ならではのグルメを食べ歩くのはスノートリップの醍醐味だ。

 ここではそんな地元住民に親しまれ続けている名店を紹介。食べた後にはお腹いっぱいで、ついついまどろんでしまうはず。

■岩手県【らんぷ】「岩手県産黒毛和牛サーロインステーキ ライス・スープセット」3370円

岩手県八幡平市柏台2丁目3-3
営業時間:11:00 ~ 15:00、火~土:18:00 ~ 20:00

岩手県産黒毛和牛サーロインステーキ ライス・スープセット

※お肉は150g、300gからセレクト

●県産サーロインでボリューミーに

 岩手県産黒毛和牛のサーロインをミディアムレアの絶妙な火加減で焼き上げた一品。ジューシーな肉汁が口の中に溢れて、特製シャビリアンソースが肉との相性抜群。ご飯が止まらない、至高のアフタースキー飯。

オススメしてくれたのは、倉金純也さん(バックカントリーガイド)
お客さんからもグルメを聞かれることが多いので、常に最新情報をキャッチしているローカルガイド的存在

 

■長野県【なかまち食堂】「鷲盛定食」1300円

長野県飯山市飯山2959神仏の鷲森ビル2階
営業時間:11:30 ~ 14:00、17:00 ~ 20:00
定休日:火曜日

鷲盛定食

●驚くほどの大盛り定食

 飯山城址公園のほど近くにある、大きな食堂。バラエティ豊かなメニューはデフォルトが全て大盛り。それでいて価格帯も800円~1000円程度とリーズナブル。地元飯山高校スキー部もご用達。学生の味方的食堂。

 オススメしてくれたのは、浅野慧さん(飯山観光局)
飯山の自然の魅力に惹かれ移住を決意。美味いものが多くて、日々食べ歩いてはお気に入りの店を発掘中

 

■群馬県【ごはん屋 たまおKITCHEN】「特製トマトカレー」950円

群馬県利根郡片品村東小川3463-1
営業時間:11:00 ~ 14:00、 17:30 ~ 20:00
定休日:月曜日

特製トマトカレー

●野菜の旨味が濃縮されたカレー

 水を一切使わずに野菜の水分だけで作られた濃厚なカレー。片品村は昼夜の寒暖差のおかげで甘味のある野菜が有名。その甘味が凝縮されたトマトをたっぷりと使用。オーナーがDJなので、店内のBGMもナイス♪

オススメしてくれたのは、桑野智和さん(フォトグラファー)
フォトグラファーであり、尾瀬認定ガイド・カヌーガイド。山を中心に四季折々の自然美を写真に収めている

 

■新潟県【南魚沼 本気丼】「マジ丼」2000円前後

営業時間は市内の参加店に確認。詳しくは「南魚沼 本気丼」で検索

マジ丼(「ビストロくう海」のすき焼き丼)

●最高級の米を本気で食べる

 「本気丼」(マジドン)とは新潟県南魚沼地域のお米を、市内の40店舗以上の飲食店が至高の一杯にして提供する食のキャンペーン。各店が趣向を凝らした55杯の逸品が集う。写真は「ビストロくう海」(1999円)のすき焼き丼。

オススメしてくれたのは、永井拓三さん(バックカントリーガイド)
東京から移住して20年以上。ガイド業(triforceguide)の傍らスノーボードの制作を行うなど、スノーボード愛が止まらない