数々のキャンプ道具の中から、じっくり吟味して購入したものは愛着もひとしお。しかし、それをたまに行くキャンプでしか使わないのは、いささかもったいないように感じる。

 キャンプに頻繁に行ければよいのだが、なかなかそうもいかない。そこで、筆者はあるときからキャンプ道具を日常使いに取り入れてみた。すると、これがとても便利で使いやすく、手放せなくなってしまったのだ。

 アウトドアで使いやすいように設計された道具は、意外と日常でも使い勝手がよいということを実感している。早速、どのような使い方をしているか紹介しよう。

■トースターとはひと味違う!  UNIFLAME ミニロースター

直火で焼き目をつけるだけで、ちょっとしたキャンプ気分も味わえる

 最初はキャンプ用に購入したものだが、今ではキッチンに常備しているUNIFLAMEのミニロースター。「ちょっと焼き目がついていたら美味しそう!」という食べ物に出会ったら、ミニロースターの出番。

 コンロに直接置いて、すぐに焼き目をつけることができる。以前はトースターを使っていたが、トースターは温まるまでに時間がかかり、中身を過剰に加熱してしまうことがある。直火であれば、網はすぐに温まるので、ほんの1〜2分で焼き目がつき始める。

 筆者のイチ押しは冷凍のたい焼き。電子レンジで表記通りの時間で温めたあと、ミニロースターで火にかけると、表面がサクサクで出来立てのような美味しさになる。おにぎりやパン、おつまみの乾き物をサッと焼いても美味しいだろう。

UNIFLAME ミニロースター
価格/2,420円(税込)
サイズ/直径約15cm×1.5cm(収納時)

商品サイト:https://www.uniflame.co.jp/product/665817

■サッと持ち歩けるサイズ感が大事!  ハンディタイプのLEDライト

夏は日が暮れてから散歩に行くことが多いので、ライトは必須

 主に懐中電灯の代わりに使用しているのだが、使い勝手のよいサイズ感が気に入っている。筆者の住む住宅街は街灯が少ない割に、自家用車の交通量が多く、灯りを持たずに夜道を歩くのは危険だ。

 犬の散歩に行くときなど、少ない荷物で行動したいときのライトを探していたところ、キャンプ道具の中から発見した。カラビナをつけたら、かばんに吊るすことができるのも便利なポイントだ。

 購入した「JXE JXO ミニledランタン」は充電式なのだが、防災の観点からも、電池式の懐中電灯に加えて、充電式のライトをフル充電で常備しておくのは安心だ。先日、不意に停電したときにも大いに役に立った。充電切れのままコンテナに眠らせておくのはもったいない。

JXE JXO  ミニledランタン
参考価格/2,688円(税込)
カラー/ブラック、イエローゴールド、オレンジレッド(朱色)、ミリタリーグリーン
サイズ/長さ12.3cm 直径2.65cm

商品サイト:https://amzn.asia/d/06sBtQny