■コンパクトファイヤースターター

バックル状になっているので、コンパクトに収納できる

 焚き火をする際、最初に行うのが火起こしである。火起こしに使う着火具には、定番のマッチやライターをはじめ、上級者向けの火打ち石など様々な種類がある。その中の一つにファイヤースターターがある。火打ち石よりも簡単に高温の火花が出るため、火起こしの醍醐味をより味わわせてくれる。

 セリアのファイヤースターターは、ロッドとストライカーをバックルのように組み合わせることができる。そのため非常にコンパクトで、ギアケースに入れてもかさばらないのが特徴である。また、片方にはストラップがつけられるように穴が開けられており、ネックレス状にひもを通せば紛失する心配も少ない。

中央のフリントの間にバックルの金具があり、着火にはコツが必要

 少し残念な点は着火する際、発火石の役目を果たすフリントの間にあるバックルの金具が邪魔なことである。最初はコツをつかむのに時間がかかるため、慣れるまで練習しておくとよいだろう。

価格/110円(税込)
カラー/ブラック
サイズ/縦6cm×横3cm×高さ1.4cm

■折りたたみスコップ

熱い熾火も簡単に片づけられる

 あまり焚き火との関連性が感じられないだろうが、焚き火をする際、折りたたみスコップを持っていくと非常に便利である。キャンプ場では自分のサイトの砂利や落ち葉などを平らにする必要がある。その際に折り畳みスコップがあると簡単に整地ができる。また、直火での焚き火をする時に地面にくぼみを作ったりする際にも重宝する。

 さらに、折りたたみスコップが活用できる場面は片づけにある。撤収時は、まだ赤く燃えている焚き火のおき火を片付ける必要がある。炭置き場が設置されているところもあるが、自分で処理することもあるだろう。その際に折りたたみスコップがあれば、焚き火台や直火のおき火を安全に移すことができる。コンパクトに収納できるため、焚き火台のケースに忍ばせておくのもよいだろう。

価格/110円(税込)
カラー/ブラック、レッド、クリーム
サイズ/縦22.8cm×横6.5cm