クマを遠ざける熊鈴はアウトドアやキャンプ、登山では必携品です。そんな熊鈴に、音の心地よさを追求した新機軸のアイテムが加わりました。それは、ダイキ精工の「DaiFeel(ダイフィール)」です。

■創業50年を超える金型メーカーが作る、熊鈴とは!?

 ダイキ精工は、創業50年を超える航空機などの精密部品を開発する老舗金型メーカー。その技術をクマ対策に活かせないかと考え、「ダイフィール」を開発しました。

 ダイキ精工のアルミ製品ブランド「ダイキネクスト」から生まれた「ダイフィール」は、音色が特徴です。クマに対しては遠ざける効果を発揮し、一方で人間が聞くと心地よさを感じさせてくれる、「2WAY熊鈴」。付属の短冊を付ければ、風情を感じる風鈴としても使えるのです。

コンパクトだから邪魔にならない

■熊を遠ざけ、人を癒やすこだわりの音域

 開発では、音域にこだわりました。「人が聞いて心地よく、クマにはしっかりと伝わる音域」。音域は、周波数3700~3800Hz、音量は70~80db。鈴虫の音色に近い清涼感ある音程でありながら、遠くまでしっかりと届く高音です。

 ダイキ精工の熟練職人だからこそ実現できた、絶妙な音のバランスとなっています。一つひとつに付与する音質証明書が、品質の高さの証です。

ダイフィールを制作中の様子

■肌見放さず身につけて常に熊対策

 音だけでなく、素材や仕様にもノウハウを注ぎ込んでいます。

 本体を形作る硬質アルミニウムは、「軽い」「丈夫」「錆に強い」と高性能。硬質アルミニウムは、「ダイフィール」が奏でる音色でもポイントとなっている、理想的な素材です。サイズも底の部分の直径40mmで高さは60mmと、手のひらサイズで重量も35gと軽量です。

 そのため登山中だけでなく、自然が多い地域での子どもの登下校や農作業など、日常でも使いやすい熊鈴なのです。ランドセルや衣服に身に着けられるので、常にクマ対策ができます。また、人が多くて音に配慮したい場所でも対応できるよう、ねじ式消音機能を搭載しています。

消音機能オフ(左)、消音機能オン(右)

■付属の短冊が涼しげな雰囲気を演出する“風鈴モード”

 「ダイフィール」を風鈴として使うときには、付属品の短冊が癒しの雰囲気を演出してくれます。この短冊は、ストーンペーパーという特殊素材。石から抽出した無機鉱物粉末を原料とした素材で、森林資源不使用、排水も無いという環境性能の高い素材なのです。

 アウトドアシーンでは、トレッキング中はクマ除けに、テントに吊り下げて風鈴として癒しに……、そんな使い方ができるのも、「ダイフィール」ならではなのです。

短冊を装着すれば夏の風物詩に

 

【商品情報】
●DaiFeel(ダイキ精工)
・参考価格:1万1000円(税込)
・素材:アルミニウム
・サイズ:直径(底部)40mm、高さ60mm
・カラー:シルバー

・URL:https://daiki-next.com