各地の桜も散ってしまい、ちょっぴり寂しくもある春終盤ですが、芝桜はこれからが見頃です。満開のときには “濃いピンクのじゅうたん” のようなその景色には、淡い色の桜とはまた違った趣がありますね。芝桜の名所、富士本栖湖リゾートでは「富士芝桜まつり」を開催中。今年はなにやら新しい “映え” スポットも登場とのことなので、コージー中嶋が取材に行ってきました。

■富士急行と東京藝術大学がコラボ!?  アートで映えるフォトスポットが登場

 取材日の4月17日は、まだ芝桜は3分咲きくらいとのことでしたが、これからのGWや5月中は満開の “ピンクのじゅうたん” のようになることでしょう。

7品種の開花時期の差や植える時期をずらし、段階的に満開がスライドするように工夫をしているそうです

 また「富士芝桜まつり」は、園内の約15,000m²に7品種、約50万株というスケールもさることながら、各所に工夫が凝らされていて楽しませてくれます。

満開の時期にはピンクと白のコントラストで、よりハートも映えることでしょう
「ミニ芝桜富士」も、その麓周辺はまだあまり咲いてない状態でしたが、富士山部分はいい感じ

 園内には、みんなが大好きな「映え」を意識したフォトジェニックな写真が撮れる、素敵なネーミングのスポットもたくさんあります。

「幸せの黄色い扉」 扉を開けると富士山が! でも山頂にかかった雲がちょっぴり残念!
「ピンクの海を旅する小舟」 まるでピンクの海に浮かんでいるような感じです コチラも山頂の雲がちょっぴり残念! この日は雲が多かったんです(涙)

 そして今回、運営する富士急行が東京藝術大学デザイン科の「箭内(やない)研究室」とコラボして、富士山周辺エリアを舞台にアート作品の展示を展開するプロジェクトの1作品がここにも登場。

「飛び出す絵本の世界」 富士山とピンクの芝桜、そしてあなたがこの絵本の主人公に!?(来園者の素敵でノリのいいカップルさんに協力していただき撮影させていただきました)

 コレはぜったい撮りたいところですね!(手前にはスマホを置けるスタンドもあります。親切!)