2023年、特別な夏がやってきます。 夢の国もいいけど、U◯Jもいいけど。 あの “絶叫マシン王国” 富士急ハイランドに新大型ジェットコースターが登場します! その名も「ZOKKON(ぞっこん)」。7月某日、そのお披露目となるプレスイベントが開催され、私コージー中嶋 参加してまいりました。 そしてひと足早く、そのZOKKONに試乗してきましたので、その模様をレポートさせていただきます。 自分が乗っているかのような臨場感が味わえる独自映像もあるのでお楽しみに!

■新アトラクション ZOKKON(ぞっこん)とは?

 FUJIYAMA、高飛車、ええじゃないか、ド・ドドンパなど、日本有数の絶叫マシンを擁する富士急ハイランドで12年ぶりの新作となる大型ジェットコースター。 なんと総工費約45億円を投入して建設。 LEDライトとサウンドシステムを搭載し、ハンドルを握りしめて搭乗する “バイク型” のライドです。 

コレが噂のZOKKON  まさにバイクや水上バイクのようなフォルム

 (撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

●ZOKKONのスペックと特徴

 最高速度は73km/h。コースの最高到達点は地上約24m。 最大勾配は48度。 右に左に傾きながらコースを駆け巡ったり旋回するのは、身体に風を受け、あたかもバイクに乗ってサーキットや峠道を疾走しているような臨場感と爽快感が体感できるそうです。

 また「リニアランチ方式」による急加速は、いきなりのトップスピードへと突入(最大加速度はなんと3.1G!)するので、未体験の新感覚が味わえるとのこと。 そして、車体にオーディオシステムを搭載しているので音楽とともに楽しめたり、コースにあるトンネル内では、音楽とともに光の演出があり、未来感溢れるワクワクも楽しめます。 なんとこの音楽と映像演出は人気アーティストSEKAI NO OWARI とコラボレーションしたオリジナルのものだそうです。 2023年7月20日から営業開始となります。 乞うご期待!

その体感はまさにレーシングバイク!(画像提供:富士急ハイランド)

●モンスターマシンは地球に優しい!?

 ちなみに時代を反映してか、このZOKKONは環境に配慮したSDGsなつくりなのです。
1. コースター敷地内の緑化(たしかに無機質なコンクリやアスファルトの上だけよりいいかも)
2. 搭乗&スタートするプラットフォームの屋根には、ソーラーパネルが設置されていて一部電力を賄う。(電気代が高騰の折、富士急さんの懐にも優しい?)
3. プラットフォームの内外装には、破棄物などの再生材も活用。(地球環境や富士急ハイランドが位置する富士山の環境保全にも配慮されています)