■ブラックバス釣りを楽しんでいる芸能人も!

 芸能人の中にバスフィッシングを楽しんでいる人が多いのをご存知だろうか。これはこの釣りがいかに魅力的であるかの裏付けでもある。

 中でも有名なのは俳優の反町隆史。琵琶湖の湖畔に別荘を建て、マイボートを所有するほどのハマりようだ。

 90年代にバス釣りブームを巻き起こしたと言われる木村拓哉も、バス釣りファンとして有名。そのほかプロ野球選手の田中将大、三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎、女優の菜々緒、武井咲など多数存在する。

 近年は「釣りガール」の潮流を受けて、女性のバス釣りファンも増えてきている。名古屋でアイドル活動をしている「るるのるん」の日下りいさんもその一人だ。

 「川や池を見ると、ここバスいそうだなぁ、って釣りをしていないときでも考えちゃいます。これって釣り人あるあるだと思います(笑)なかなか釣果はあげられていないんですけどね…… 川や池で手軽に狙えて、しかもものすごく引くので、釣れた瞬間は最高に嬉しいです!」とコメントを寄せてくれた。

 釣り経験者に話を聞くと、最初は「ブラックバス釣り」から釣りを覚えたという人も少なくない。たくさんの釣りがある中で、なぜブラックバス釣りは、釣りを始めるときの第一歩になりやすいのだろうか。

 ここではこれから釣りを始めてみようという人へ向けて、ブラックバス釣りの楽しさから基本的な釣り方やフィールド選択、道具、ルアー選びなどについて紹介したい。

■ブラックバス釣りの楽しさとは?

ブラックバスが釣れて笑顔の名古屋アイドルグループ「るるのるん」日下りいさん(撮影:戸松慶輔)

 ブラックバス釣りの楽しさは、なんといっても強い引きが魅力ではないだろうか。大物になるとロクマルと呼ばれる60cmを超える大型に出会える可能性もある。

 さらにはシーズンによって魚の居場所が変わったり、魚が付きやすい障害物(ストラクチャー)などを知れば知るほど釣果につなげることができる。すなわち経験や知識がブラックバスの釣果に直結するため、努力次第で釣れる確率も高くなってくるところも人気の秘密だ。